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    <title>私設原子力情報室</title>
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    <pubDate>Sun, 06 May 2012 11:00:29 +0900</pubDate>
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      <title>原発稼働ゼロの日を迎えて</title>
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      <pubDate>Sat, 05 May 2012 17:19:55 +0900</pubDate>
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      <description>&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;きょう、2012年5月5日深夜、42年ぶりに日本列島で稼働する原発がゼロになります。&lt;BR&gt;原発の安全性がまったく約束されず、使用済み核燃料の行き場も決まらない中、他の選択肢はありません。また、福島第1の事故に関して、詳細な解析･検討も進まないどころか、いつ始められるのかさえ分からない状況です。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;一方で、「電気が足りない！電気が足りない！」と騒ぎ立てる関西電力が、いまだにオール電化の営業を積極的に続けていることが明らかになりました。厚顔無恥とはこのことでしょう。&lt;BR&gt;より多くの電力を消費するオール電化は、真っ先に放棄すべきです。その上で、どうしても足りないなら、今からでも、応急処置としてガスタービン発電機を外国から調達する手だてだってあるはずです。そもそも、東京電力以外の電力会社が、節電のプログラムに真面目に取り組んだ形跡すら認めることができません（東電を誉めているわけではありませんが）。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;原発ゼロの日、5月5日はゴールではありません。私たちは、『完全脱原発』に向けてのスタートラインに立ったに過ぎません。&lt;BR&gt;ここでは、あらためて問題意識を明確にし、気を引き締める意味で、「止まっている原発は安全なのか？」という設問について考えていきます。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;●止まっている原発は安全なのか？&lt;/SPAN&gt;&lt;BR&gt;結論から言いましょう。制御棒が完全に差し込まれ臨界状態にない（＝連鎖的核分裂反応が起きていない）原子炉は、運転中よりは少しだけ安全です。操作ミスが最終的な引き金となったスリーマイルアイランドやチェルノブイリのような事故は起きません。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;一方、外部電源喪失によって、冷却水の循環が止まり、メルトダウンに至った福島第1型の事故はどうでしょうか？&lt;BR&gt;同じように起きます。炉心に核燃料が有る限り。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;使用中あるいは使用済みの核燃料の中には、連鎖的核分裂反応で生まれた放射性物質（核分裂生成物と超ウラン元素）があります。核分裂生成物の代表格はセシウム137やヨウ素131、超ウラン元素とはプルトニウム239などのことです。&lt;BR&gt;これらの放射性物質は、放射線を出して崩壊する際に熱（崩壊熱）を出します。この発熱は、臨界状態にあろうとなかろうと関係ありません。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;「私たちの身の回りにも飛んできている福島第1由来の放射性物質は発熱していないのか？」という質問がありそうなので、先に答えておきますが、実は放射線を出す際にわずかながら発熱しています。ただ、空気や人体を加熱するほどではありません。逆に、崩壊熱を肌で感じるほど放射線を浴びてしまったら、即死です。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;話を本論に戻しましょう。&lt;BR&gt;臨界を脱したばかりの核燃料で、冷却水の循環が止まったら、崩壊熱で数時間から数日の間に、圧力容器に溜まっている水はすべて蒸発。ほどなく、核燃料は溶岩のようにドロドロに溶け出してしまいます。&lt;BR&gt;溶けた核燃料の温度は2800℃。圧力容器を形成する鋼鉄の融点は1600℃。簡単に底を突き破り、格納容器へと落ちていきます（メルトスルー）。格納容器でも底部の鋼鉄とコンクリートを溶かして、やっと止まっているのが、福島第1の1号機～3号機の現状なのはご存じの通りです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;そうなのです。原子炉が停止状態にあっても、炉心に核燃料が有る限り、福島第1型の事故が起きる可能性は、少しも減らないのです。&lt;BR&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;&lt;BR&gt;●どうすればよいのか？&lt;/SPAN&gt;&lt;BR&gt;まず、炉心にある核燃料を核燃料貯蔵プールに移動させることです。これは、普段の定期点検の際にも行われている作業です。安全とは言いませんが、特別なオペレーションではありません。こうして、炉心（圧力容器）を空にしておけば、シビアアクシデントが起きる可能性を一つ排除したことにはなります。&lt;BR&gt;しかし、福島第1では、炉心が空だった4号機でも水素爆発が起き、建屋が傾いています。世界中の研究者が「4号機の核燃料貯蔵プールが崩壊したら、東京にも人が住めなくなる可能性がある」と警鐘を打ち鳴らしています。核燃料貯蔵プールもまた危うい施設なのです。&lt;BR&gt;特に、福島第1のような沸騰水型原子炉（BWR）では、構造上、貯蔵プールを高い位置に作らざるを得ないので、危険性がより大きくなっています。高い分、様々な理由で水が抜ける可能性があるからです。&lt;BR&gt;また、使用済み核燃料は、臨界を脱してから3年間は循環する水で冷却しないと、メルトダウンしてしまいますので、核燃料貯蔵プールでもまた、冷却水の循環が必要となります。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;各原子炉に付属している核燃料貯蔵プールは、当然、容量が決まっています。せいぜい、数年分の使用済み核燃料しか貯蔵することができません。では、その先はどこへ行くのでしょうか？&lt;BR&gt;各原発には共用プールという施設があって、ここに使用済み核燃料を集めます。地上高に作られているので、核燃料貯蔵プールよりは少しは安全といったところでしょうか。国内各原発の共用プールは、ほぼ満杯という情報もありますが、増設してでも、今、炉心と核燃料貯蔵プールにある分は、納めてもらわなければ困ります。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;原子炉が止まっただけでは安全ではない。&lt;BR&gt;このことは肝に銘じる必要があります。速やかに、すべての核燃料を核燃料貯蔵プールに。そして共用プールに移す必要があります。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;-------------------------&lt;BR&gt;附記：&lt;BR&gt;共用プールの先はどうするのか？悲しいかな、まったく見通しが立っていません。原発推進派は「再処理施設へ！」と声高に言いますが、六ヶ所村の施設は、本格稼働が見えない現在ですら、使用済み核燃料で満杯状態です。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;＊再処理施設に関しては、以下の記事をご参照ください。&lt;BR&gt;『&lt;A target="_blank" href="http://nucleus.asablo.jp/blog/2011/09/07/6091425"&gt;再処理施設って何?&lt;/A&gt;』&lt;BR&gt;『&lt;A target="_blank" href="http://nucleus.asablo.jp/blog/2011/11/27/6220079"&gt;破綻した核燃料サイクル&lt;/A&gt;』&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;今、現に存在している大量の使用済み核燃料をどうするのか… 再処理施設は危険極まりないものだし、結局、放射性廃棄物の量が減るわけではありません。最終処分場の問題は、脱原発派と言えども、避けて通ることはできません。&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;
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      <dc:subject>原子力の仕組み</dc:subject>
      <dc:subject>世の中と原子力</dc:subject>
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      <title>附記：どうにも腑に落ちない水素発生</title>
      <link>http://nucleus.asablo.jp/blog/2012/04/05/6401808</link>
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      <pubDate>Thu, 05 Apr 2012 11:32:26 +0900</pubDate>
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      <description>&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;「どうにも腑に落ちない水素発生」の参考資料として、チェルノブイリと福島第1の事故を「制御不能に陥った核燃料の量」という視点から比較した一覧表をアップします。&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;DIV class="msg-pict-2" style="text-align: center;"&gt;&lt;A target="_blank" href="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/04/05/1ebc4a.jpg" onclick="return asablo.expandimage(this,960,720,&amp;#x27;http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/04/05/1ebc4a.jpg&amp;#x27;)"&gt;&lt;IMG src="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/04/05/1ebc49.jpg" style="width: 300px; height: 225px; border: medium none;"&gt;&lt;/A&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;BR&gt;福島第1は沸騰水型、チェルノブイリは黒鉛減速沸騰水型と炉の形式が違うので、チェルノブイリの炉心にあった核燃料（燃料集合体）の量を福島第1と同じ沸騰水型に換算してあります。&lt;BR&gt;「制御不能に陥った核燃料の量」を燃料集合体の数で見ると、チェルノブイリ699本に対して福島第1は4604本。実に6.6倍。この観点からすれば、福島第1は、間違いなく人類史上最悪の事故です。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;チェルノブイリでは、燃料集合体699本分すべての核燃料がメルトダウン。水蒸気爆発で原子炉本体が破壊されたので、溶岩のように溶けた核燃料が、何の覆いもなく環境中にさらされることになりました。&lt;BR&gt;福島第1で、炉心にあった核燃料の何パーセントがメルトダウンしたのかは、「1号機では7割程度が溶融」とされていますが、全貌はいまだ明らかになっていません。&lt;BR&gt;今のところ福島第1からの放射性物質の漏出量が、チェルノブイリに比べて少ないとされているのは、破損した圧力容器と格納容器が、割れた卵の殻のような状態で、核燃料を辛うじて覆っているからです。&lt;BR type="_moz"&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;BR&gt;危機は脱したのか？&lt;BR&gt;何度か問われてきた、この問に対して、「冷却水の循環が止まれば、ふたたびメルトダウンが起きたり、臨界に陥る可能性もある」という警鐘は、当ブログだけでなく、多くの人たちが発してきました。&lt;BR&gt;それに加えて、「水素発生･窒素注入」の問題が明らかになったのです。窒素注入が止まれば、30～50時間で水素爆発が起きる。今度吹き飛ぶのは、圧力容器と格納容器です。&lt;BR&gt;いまだ、私たちは、綱渡りの細い綱の上を歩かされているのです。&lt;BR type="_moz"&gt;&lt;/DIV&gt;
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      <dc:subject>福島第1事故詳細</dc:subject>
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      <title>どうにも腑に落ちない水素発生</title>
      <link>http://nucleus.asablo.jp/blog/2012/04/05/6401760</link>
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      <pubDate>Thu, 05 Apr 2012 10:09:46 +0900</pubDate>
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      <description>&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;昨4月4日、強風の影響で福島第1の窒素注入装置が停止したというニュースが入ってきました。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;『&lt;A href="http://mainichi.jp/select/news/20120405k0000m040060000c.html" target="_blank"&gt;福島第１原発:強風でフィルター詰まる　窒素注入装置停止&lt;/A&gt;』毎日新聞&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;このニュースを読んで、「まだ窒素を注入していたんだ！」と驚かざるをえませんでした。&lt;BR&gt;窒素注入の目的は、原子炉内の水素濃度を下げ、水素爆発を防止すること。いまだに、かなりの量の水素が1号機･2号機･3号機のいずれでも発生していることを示しています。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;まず大きな問題は、東電も国も、水素の発生が続いているという事実を公にしてきませんでした（少なくとも積極的には）。水素の大量発生を認めたら「冷温停止宣言」など、到底できないからです。今回、窒素注入装置のトラブルによって、はからずも、「冷温停止宣言」が嘘八百であったことが明らかになりました。&lt;BR&gt;水素発生の原因は、まったく説明されていません。もし、燃料棒の鞘（核燃料被覆管）であるジルカロイが残っていて、水から酸素を奪って酸化ジルカロイになる過程で水素が発生しているとしたら、炉心の一部はいまだに900℃以上の温度だということになります。＜ジルカロイ→酸化ジルカロイ＞の反応は、900℃以上でないと起きないからです。&lt;BR&gt;もう一つは、強烈な放射線で水が分解され水素が発生している可能性があります。&lt;BR&gt;いずれにしても、東電は水素発生のメカニズムとその量を速やかに公表すべきです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;一方、水素爆発を防ぐための窒素の注入は、放射性物質の漏出を加速させます。窒素は格納容器と圧力容器へ注入されているのですが、入る気体があれば、出る気体もあります。そうしないとパンク（爆発）してしまいますから。&lt;BR&gt;出てくる気体とは何か？大部分は、放射性物質（核分裂生成物と超ウラン元素）の微粒子を含んだ窒素･酸素･水素であり、気体の核分裂生成物もあるでしょう。&lt;BR&gt;水素爆発を防ぐために止むを得ない措置とは言え、窒素の注入によって、放射性物質の漏出が増加している事実から目を背けてはなりません。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;窒素注入装置の停止に関して、東電は「水素濃度が危険値に達するまで約30〜50時間の余裕がある」と述べています。背筋が凍る思いがしました。&lt;BR&gt;たった30〜50時間！窒素注入装置が止まっただけで、ふたたび水素爆発が起きるのです。&lt;BR&gt;2号機は建屋が残っているので、吹っ飛ぶのは建屋でしょう。しかし、1号機と3号機には、もう建屋はありません。爆発で破壊されるのは格納容器です。もし3号機でその爆発が起きれば、4号機の核燃料プールも破壊される可能性大です。何しろ、4号機はすでに傾いていて、大きな余震での倒壊も危惧されているほどですから。&lt;BR&gt;仮に、3号機の格納容器が水素爆発して、その爆風で3号機と4号機の核燃料プールが破壊された場合、どうなるのか… 冷却する水がなくなってしまいますから、炉心の分も、核燃料プールの分も、ほどなくメルトダウンし、暴走を始めます。溶けた核燃料の集まり方によっては、野ざらしで臨界状態という、最悪の事態になる可能性もあります。暴走する核燃料の量は、チェルノブイリ原発事故の4倍近い量。間違いなく人類史上最悪の事故です。&lt;BR&gt;さらに、1号機から4号機の炉心と核燃料プールが、すべて破壊された場合には、チェルノブイリの6.6倍という、もの凄い量の核燃料が暴走します。東日本に人が住むことはできなくなるでしょう。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;福島第1も私たちも、いまだに綱渡りの綱の上です。&lt;BR&gt;「たった30〜50時間」で、東日本が失われる事態になるのに、福島第1近隣住民の帰還に向けて躍起の日本政府。もう一方の手では、大飯原発などで再稼働を画策しています。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;本来やるべきなのは、福島第1に関するすべての情報を無条件に公開することです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;どうにも腑に落ちない水素発生の事実… メルトダウンした原子炉の中で、いったい何が起きているのか？&lt;BR&gt;東電と国に、その原因と危険性、そして対策を明確にすることを強く求めます。&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;
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      <title>失われた福島の米</title>
      <link>http://nucleus.asablo.jp/blog/2012/04/04/6400042</link>
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      <pubDate>Wed, 04 Apr 2012 17:25:16 +0900</pubDate>
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      <description>&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;3.11福島第1原発の事故は、私たちの暮らしにどれだけの被害を及ぼしているのか… 今回は、「福島県の稲作」という視点から見てみます。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;『&lt;A href="http://mainichi.jp/life/food/news/20120330k0000m040043000c.html" target="_blank"&gt;セシウム：100ベクレル超の福島県産米を全量廃棄へ&lt;/A&gt;』毎日新聞&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;農水省が、4月1日からの「食品に含まれる放射性セシウム新基準」にあわせて、100ベクレル/キログラムを超える2011年度産米の全量買い上げ、廃棄処分を発表したのは、3月29日のことです。該当する福島産米は3万7千トン（90億円相当）とされていますが、この報道で決定的に欠けているのは、その3万7千トンが、本来あるべき福島県全体の稲作に対して、どのくらいの比率を占めているのかです。農業関係者であれば、それが約61万7千俵に相当し、普通の田んぼ、すなわち一反（＝10アール）の田んぼで6万1千700枚分という、もの凄い量だということがが直感的に分かるのでしょうが、都市生活者にとっては、なかなか実感できないものです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;そこでまず、2010年度と2011年度の福島県の稲作実績を数字で見ることで、3.11の傷跡を確認したいと思います。&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;DIV class="msg-pict-2" style="text-align: center;"&gt;&lt;A target="_blank" href="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/04/04/1eb7f9.jpg" onclick="return asablo.expandimage(this,960,720,&amp;#x27;http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/04/04/1eb7f9.jpg&amp;#x27;)"&gt;&lt;IMG src="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/04/04/1eb7f8.jpg" style="width: 300px; height: 225px; border: medium none;"&gt;&lt;/A&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;BR&gt;100ベクレル/キログラムの基準超えで廃棄される米は、2011年度産米の10.5％を占めています。この数字を知っただけでも、常識をある人なら誰でも『原発はいらない！』という結論に達するはずです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;加えて、作付けすらできなかった田んぼがあったのは、皆さんご存じの通りです。土壌汚染･立ち入り禁止措置による国が定めた作付け禁止（約10,000ヘクタール）と自治体などによる作付け自粛（約600ヘクタール）。両方合わせて、収穫量に換算すると5万8千200トンに相当します。廃棄処分と合わせると9万5千200トン。これが、3.11原発事故で失われた福島の米。原発事故がなければ得られたであろう収穫量の約23パーセントにもなります（津波による冠水･塩害で作付けができなかった分を除いて計算。原発事故にも津波にも関係なく作付けをしなかった田があり得ますが、ごく一部と思われるので、計算上は無視しています）。&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;DIV class="msg-pict-2" style="text-align: center;"&gt;&lt;A target="_blank" href="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/04/04/1eb7fb.jpg" onclick="return asablo.expandimage(this,960,720,&amp;#x27;http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/04/04/1eb7fb.jpg&amp;#x27;)"&gt;&lt;IMG src="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/04/04/1eb7fa.jpg" style="width: 300px; height: 225px; border: medium none;"&gt;&lt;/A&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;そして、原発事故の影響が一年で終わるはずもありません。2012年度、国によって作付けが禁止される区域は、約7,300ヘクタール。自治体による自粛も合わせ、福島県内で作付けが見送られる水田の面積は約1万500ヘクタールに及びます。作付けできない田んぼの面積は、2011年度とほぼ同じです。&lt;BR&gt;100ベクレル/キログラムの基準を超える米は、2011年度産より多少減るかも知れませんが、それなりに出てくるでしょう。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;福島の稲作は、原発事故によって大きな傷を負ってしまいました。この傷が癒えるのに、いったい何十年の時が必要なのか… 大きな憤りを覚えずにはいられません。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;この事実は、福島の皆さんはもとより、福島産米の大消費地である東京の住民、そして、他の原発の数10キロ圏内（大阪も京都も福岡も入ります）に暮らす人たちに、わが身の問題として考えて欲しいと思います。原発事故は、私たちの祖先が、この列島に営々として築き上げてきた営みを根底から破壊してしまうのです。いとも簡単に。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;今、野田政権は、福井県の大飯原発3･4号機の再稼働を画策しているようですが、以ての外です。&lt;BR&gt;すべての原発をただちに廃炉行程へ！それこそが、私たちが歩むべき道です。&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;
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      <dc:subject>食品汚染</dc:subject>
      <dc:subject>世の中と原子力</dc:subject>
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      <title>東電の悪あがき</title>
      <link>http://nucleus.asablo.jp/blog/2012/03/15/6375576</link>
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      <pubDate>Thu, 15 Mar 2012 13:29:20 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2012-03-15T13:38:51+09:00</dcterms:modified>
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      <description>&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;●&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;天下りでスパイ雇い入れ！？&lt;/SPAN&gt;&lt;BR&gt;今朝の毎日新聞、一面トップのスクープ記事です。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;『&lt;A target="_blank" href="http://mainichi.jp/select/biz/news/20120315k0000m020146000c.html"&gt;東電：原発事故後も天下り招請　東京都元局長を雇用&lt;/A&gt;』『&lt;A target="_blank" href="http://mainichi.jp/select/biz/news/20120315k0000m040147000c.html"&gt;東電天下り：関係改善の切り札　固辞する元局長を説得&lt;/A&gt;』&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;東電が、東京都の元環境局長を天下りで雇い入れ、都庁に対してスパイまがいの情報収集活動を展開していたことが明らかになりました。&lt;BR&gt;3.11以前から、この人物に対する東電からの天下り招請はあったようですが、5月に再打診。拒否されたが、8月に東電が強引に押し切ったというのが大まかな流れ。元環境局長は、東電の「アドバイザー」に就任。期待通り、都が進めるLNG発電所建設計画などについて、都庁の後輩から情報収集を進めていたようです。このスパイ氏、今年2月に、毎日新聞が取材に動いていることを察知。アドバイザーを辞任したようです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;恥を知れ！東電。この期に及んで天下りか。おまけにスパイ活動。この会社、やることなすこと、社会の常識からかけ離れすぎています。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;●一旦値上げ、原発再稼働で値下げ！？&lt;/SPAN&gt;&lt;BR&gt;きょうは毎日新聞デー。もう一つ、注目値する記事が…&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;『&lt;A target="_blank" href="http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20120315ddm008020074000c.html"&gt;東電特別事業計画：家庭用値下げ盛る　再稼働前提、値上げ後の１８年度&lt;/A&gt;』&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;家庭向け電気料金は、一旦値上げするが、「柏崎刈羽原発の再稼働」を前提として、2018年度には現行料金に比べ、5％安い水準にすると。&lt;BR&gt;この事業計画は、原子力損害賠償支援機構がまとめつつあるものですが、支援機構と東電の合作であるのは間違いないところでしょう。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;「福島第1の事故でお金が足りなくなったから、値上げするよ」「原発再稼働させてくれたら、ちょっと値下げのご褒美もあるよ」&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;お客を舐めるのもいいかげんにしろ！と言いたくもなります。&lt;BR&gt;こんな見え透いた甘言に騙されてはいけません。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;それにしても、どうしても原発を再稼働させたい勢力は、こんなに必死なのか… 裏に巨大な利権構造があるからです。&lt;BR&gt;1954年（昭和29年）、当時改進党に所属していた中曽根康弘、稲葉修らによって原子力研究開発予算が国会に提出されました。以来、60年近く、電力会社･中央の政治家･重電メーカー･ゼネコン･地方議員･地元の土建業者などを中心とする「真っ黒い利権構造」は、膨張を重ねてきたのです。ここにしがみつく連中は必死です。&lt;BR&gt;しかし、それに負けてしまったら、何も変わりません。日本列島は遅からず、第二の福島第1を経験することになるでしょう。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;私たちは、原子力なんていう危険極まりない手段を使わなくても、十分にエネルギーを得ることができ、豊かな生活を育むことができるはずです。いや、原発は、私たちの安心で安全な生活を破壊する凶器でしかないということが、3.11で身に浸みているはずです。大事故は収束の見通しすらついていません。政府や東電は40年とか50年とか言っていますが、実際には、100年経っても、あの場所を安全な更地にすることは不可能です。&lt;BR&gt;そんな中で、「値下げ」というニンジンをぶら下げて、強引に原発の再稼働を図ろうとする国と東電、そして原発利権集団。怒りを通り越して、呆れるばかりですが、ここは怒りを持続！全原発の廃炉を絶対に実現しなくてはなりません。&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;
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      <dc:subject>世の中と原子力</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>南相馬の黒い物質</title>
      <link>http://nucleus.asablo.jp/blog/2012/03/10/6370090</link>
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      <pubDate>Sat, 10 Mar 2012 21:26:17 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2012-03-16T11:04:25+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2012-03-10T21:38:35+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;テレビのニュースでも報じられたので、ご存じの方も多いと思いますが、「南相馬の黒い物質」の話です。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;南相馬の地元の方が、所々の地表面に広がる黒い物質に線量計を近づけて測ったところ、最大31,682cpm（そのまま換算すると、何と94.9μSv/h！）というきわめて高い放射線量が検出され、一部は、プルトニウム239などの超ウラン元素から出ているアルファ線ではないかと疑われた一件です。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;&lt;A href="http://enenews.com/mystery-radioactive-black-substance-found-25km-from-fukus" target="_blank"&gt;●「南相馬の黒い物質」を報じる海外のニュース&lt;/A&gt;&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;アルファ線の方は、専用の機器で測定したところ、一応、不検出となったのですが、「黒い物質」に放射性セシウムが高濃度で蓄積しているのは、間違いのない事実でした。&lt;BR&gt;神戸大学の山内知也教授が高純度ゲルマニウム半導体検出器を用いて計測したところ、セシウム134が485,252Bq/kg、セシウム137が604,360Bq/kg。放射性セシウムの合計で109万Bq/kg。この100万Bq/kg以上という数値は、ゴミ焼却場から出た焼却灰で言えば、コンクリートに固めても埋設できない高いレベルです。こういったものが、南相馬、いや南相馬だけではないでしょう、福島第1から数十キロ圏内には、たくさんあると考えられます。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;この「南相馬の黒い物質」は、東北大植物園の鈴木三男教授によって、「らん藻（らんそう）」であると確認されました。らん藻は生物学的にはバクテリアの仲間。私たちの一般的な感覚としては、細菌と植物の中間のような存在です。普段、「藻（も）」とか「苔（こけ）」と呼んでいるものの多くが、実はらん藻の仲間。観賞魚を飼う水槽の内側に付く緑色の藻も、海で赤潮を起こすのもらん藻です。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;この、きわめて日常的に私たちの周りにある「らん藻」に、放射性セシウムが高濃度に蓄積しているのです。理由は、らん藻がみずから生き延びるために、空気中や水中、土中から積極的に栄養分としてカリウムを吸収しようとするからです。生体は、化学的な性質が似ているカリウムとセシウム（放射性であろうとなかろうと）を見分けることができませんから、「らん藻」が生きようとすればするほど、その体内には、どんどん放射性セシウムが溜まっていくのです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;ならば、らん藻に近づいたり、触ったりしなければ大丈夫？話は、そう簡単ではありません。&lt;BR&gt;水がなければ活性化しないのがらん藻です。じゃあ、水が切れたら、土にへばりついて、死んでしまうのか？そうではありません。乾燥状態になると、細かく割れて、風の力で空中に舞い上がり、運良く水のある場所に落ちたら、そこで息を吹き返します。そこに、また放射性セシウムがあれば、さらに蓄積が進むということです。また、胞子によっても繁殖しますので、放射性セシウムに汚染されたらん藻の広がりを抑えることは、事実上、困難です。&lt;BR&gt;そして、空中に舞い上がったらん藻やその胞子を私たちが呼吸によって吸い込むのは、まれな事ではありません。&lt;BR&gt;らん藻の生きようとする力によって、私たちは放射性セシウムによる内部被ばくの恐怖に晒され、さらに、予想もしなかった場所に、あらたなホットスポットが作られていきます。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;ここまで書いて、一年間に渡って、すっかり騙されていたことに気がつきました。「セシウムは、土壌との親和性が高いので、地面に落ちると土と強く結びついて、再度、大気中に舞い上がることはない」。国や多くの研究者が言ってきたことです。&lt;BR&gt;まったくの嘘でした！&lt;BR&gt;実際には、放射性セシウムを土より先にらん藻が吸収している場合があるのです。また、一旦、土が取り込んだ放射性セシウムをらん藻が吸い上げ、乾燥が進めば、大気中に舞い上がっていた、いや、今も舞い上がっているのです。&lt;BR&gt;そのらん藻の汚染度は100万Bq/kgレベル！このような場所に、今、南相馬の人たち、いや、福島の多くの人たちが住むことを強制されています。本来ならば、人が住んでよい場所ではありません。いったい、誰がどう責任を取るつもりなのか…&lt;BR&gt;今からでも遅くはありません。福島での対策の中心を除染から移住に切り替えるべきでしょう。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;そしてもう一つ…&lt;BR&gt;藻や苔への放射性物質の集積は、生態系全体の汚染の出発点となり、食物連鎖によって、私たちにその恐怖が押し寄せてきます。&lt;BR&gt;河川に生えるらん藻を好んで食べるのはメダカのような小さな魚です。その先は、推して知るべしでしょう。&lt;BR&gt;海では、植物性プランクトンや貝類、甲殻類などがらん藻を餌にします。下図のような流れに乗って、放射性物質がバトンタッチされていくのです。&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;DIV class="msg-pict-2" style="text-align: center;"&gt;&lt;A target="_blank" href="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/03/10/1e22e4.jpg" onclick="return asablo.expandimage(this,960,720,&amp;#x27;http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/03/10/1e22e4.jpg&amp;#x27;)"&gt;&lt;IMG src="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/03/10/1e22e3.jpg" style="width: 300px; height: 225px; border: medium none;"&gt;&lt;/A&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;BR&gt;悲しいかな、生体の宿命として、食物連鎖が上位に行けば行くほど、放射性物質の濃縮が進みます。それは、生体が、放射性物質を栄養分と勘違いして取り込んでいくからです（たとえば、セシウムとカリウムを、また、ストロンチウムとカルシウムを生体は区別することができない）。&lt;BR&gt;私たちは、肉や魚や野菜などの食物から吸収した栄養分を体内で濃縮しています。いや、人間だけではありません。すべての生物がそのなのです。摂取した食物から得た栄養分を体内でより濃縮する。生体濃縮は、まさに生物が生きるためのシステム。その中に、放射性セシウムや放射性ストロンチウムが入り込んできて、生命活動と種の保存の根幹を担うDNAを破壊してしまう。そういう話なのです。&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;
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      <dc:subject>内部被ばく</dc:subject>
      <dc:subject>避難･移住</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>4号機 核燃料プールの危険性【２】</title>
      <link>http://nucleus.asablo.jp/blog/2012/03/10/6369825</link>
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      <pubDate>Sat, 10 Mar 2012 16:06:02 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2012-03-10T22:53:36+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2012-03-10T16:20:44+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;■大量の使用済み核燃料があった理由&lt;/SPAN&gt;&lt;BR&gt;下の表は、福島第1の原子炉および核燃料プールにあった燃料集合体の数です。60本から74本の燃料棒を束ねて、一体の燃料集合体にするわけですから、一つの原子炉に数千本の燃料棒があることになります。&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;DIV class="msg-pict-2" style="text-align: center;"&gt;&lt;A target="_blank" href="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/03/10/1e2033.jpg" onclick="return asablo.expandimage(this,960,720,&amp;#x27;http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/03/10/1e2033.jpg&amp;#x27;)"&gt;&lt;IMG src="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/03/10/1e2032.jpg" style="width: 300px; height: 225px; border: medium none;"&gt;&lt;/A&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;BR&gt;表を見ると、4号機の核燃料プールに、1,331本という飛び抜けて多い数の使用済み燃料集合体があったことが分かります。&lt;BR&gt;３年間の使用を終えて、原子炉から出てくる使用済み燃料集合体は、毎年約183本です。今回は、圧力容器の改修作業のために、使用途中のものもすべて取り出していたという事情もありますが、多いのはその分だけではありません。2010年以前に取り出された使用済み燃料集合体が、プールの中に783本もあったことになります。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;使用を終えたばかりの核燃料は、放射線量も崩壊熱もきわめて高いので、原子炉の直近にある核燃料プールで貯蔵するしかありません。ただ、そのままではプールがすぐに一杯になってしまうので、一年後を目途に、発電所内にある共有プールに移されます。もちろん、水に漬けたままの移動という難しい作業です。その後、そこで数年間冷やしてから再処理、というのが電力会社と日本政府の目論見でした。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;しかし、&lt;BR&gt;●東海村の再処理施設は規模が小さすぎて役に立たない。&lt;BR&gt;●フランスとイギリスに委託していた海外での再処理は契約切れ。&lt;BR&gt;●六ヶ所村再処理工場は、トラブル頻発で稼働の見通し立たず。&lt;BR&gt;…という状態で、使用済み核燃料の行き場がなくなっているのです。ちなみに、六ヶ所村はまったく見通しが立っていないのに、使用済み核燃料の貯蔵量だけは、すでに90％を越えています。また、各原発の貯蔵能力も限界に近づいています。&lt;BR&gt;そういった背景があって、行き場を失った多くの使用済み核燃料が、4号炉の核燃料プールに貯蔵されていたのです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;■使用済み核燃料と新核燃料 その怖さの違い&lt;/SPAN&gt;&lt;BR&gt;さて、核燃料プールには、使用済み核燃料と交換するための新核燃料も貯蔵されています。ここでは、使用済み核燃料と新核燃料では、危険性がどう違うのか、それを考えていきたいと思います。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;新核燃料は95.9％がウラン238で、残りの4.1％が連鎖的核分裂反応を起こすウラン235です。新しい燃料なので、もの凄い放射線を発していそうな気がしますが、実はそうではありません。ウラン238の半減期は44億6千万年。ウラン235は7億年。少しずつアルファ崩壊はしていますが、その線量は限られたものです（近くに長時間いるのは危険です）。&lt;BR&gt;また、崩壊熱もありません。ですから、新燃料の輸送に使う容器には、水も放射線の遮蔽材も使われていません。&lt;BR&gt;●参照：&lt;A target="_blank" href="http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/11/11020602/07.gif"&gt;BWR用燃料集合体輸送容器&lt;/A&gt;&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;では、新核燃料の何が怖いのか…&lt;BR&gt;臨界の起きやすさです。ウラン235の濃度が高いので、使用済み核燃料に比べて、少ない量で臨界に達します。&lt;BR&gt;逆に言えば、臨界を起こさないために、核燃料は細い燃料棒に小分けされているとも言えるのですが、燃料棒の被覆管が壊れて核燃料そのものが一か所に集まったら、あるいは、燃料棒同士の距離が近づきすぎたら、それだけで臨界は起きるのです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;一方、使用済み核燃料の怖さは、崩壊熱と放射線です。たとえば、連鎖的核分裂反応が止まってから数年以内に、循環する水による冷却が止まると、みずから発する崩壊熱で溶け出します。溶け出した核燃料が、ある量、ある形で集まれば、使用済みと言えども、臨界に達する恐れがあります。これは、事故を起こした福島第1にだけ言えることではなく、世界中、すべての原子炉がそうなのです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;比較のために、&lt;A target="_blank" href="http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/11/11020613/10.gif"&gt;使用済み核燃料輸送容器の図&lt;/A&gt;にもリンクを貼っておきます。&lt;BR&gt;新燃料の輸送容器に比べて、とても厳重に作られているのが分かります。しかし、使用済み核燃料は、使用後最低４年経たないと、この容器にすら入れられません。それ程、危険きわまりないものなのです。&lt;BR&gt;ちなみに、使用済み核燃料が、私たちの暮らしや環境に悪影響を及ぼさなくなるためには、最低でも10万年の時が必要です。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;■4号機は崩壊しないのか？&lt;/SPAN&gt;&lt;BR&gt;はっきり言って、爆発の影響で4号機は傾いています。また、核燃料プールも支えが不安定な状態になっていて、慌てて補強をしたことはご存じの方も多いでしょう。&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;DIV class="msg-pict-2" style="text-align: center;"&gt;&lt;A target="_blank" href="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/03/10/1e2066.jpg" onclick="return asablo.expandimage(this,2000,1500,&amp;#x27;http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/03/10/1e2066.jpg&amp;#x27;)"&gt;&lt;IMG src="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/03/10/1e2065.jpg" style="width: 300px; height: 225px; border: medium none;"&gt;&lt;/A&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;BR&gt;では、4号機は大丈夫なのか？&lt;BR&gt;決してそんなことは言えない状況です。&lt;BR&gt;余震などをキッカケに、崩壊する可能性は十分にあります。東電も政府も、そのことが分かっているからこそ、ロードマップの真っ先に、4号機の核燃料プールからの燃料集合体の取り出しを掲げています。しかし、燃料取り出しの開始予定は来年末。間に合うのか…&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;もし、4号機の核燃料プールが崩壊したり、大規模な水漏れを起こせば、まず、使用済み核燃料が溶融します。&lt;BR&gt;その熱で、新燃料が溶融。溶け出した新燃料がある大きさの塊になれば臨界反応が起きます。とてつもない量の放射性物質と放射線がばらまかれることになります。もはや、東日本に人間が住むことはできなくなるでしょう。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;前の記事に書いた通り、幾つかの偶然、「不幸中の幸い」が重なって、今の状態です。そして、このまま収束に向かうのかというと、そんなことはありません。これから、福島第1が人類史上最悪の事故になる可能性も否定できないのです。&lt;BR&gt;誰が、こんな不安を抱えながら生きることを望むでしょうか？&lt;BR&gt;原発がある限り、またいつかどこかで、同じようなことが起きます。少なくとも、福島第1を最後にしなくてはいけない。今ほど、その思いを強く感じたことはありませんでした。&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;
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      <dc:subject>福島第1事故詳細</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>4号機 核燃料プールの危険性【１】</title>
      <link>http://nucleus.asablo.jp/blog/2012/03/10/6369818</link>
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      <pubDate>Sat, 10 Mar 2012 15:35:15 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2012-03-13T22:20:47+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2012-03-10T16:06:00+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;3.11から一年が経とうとしています。&lt;BR&gt;福島第１の現状はどうでしょうか… 日本政府は無理矢理の「冷温停止宣言」を発しましたが、現実は、その言葉からほど遠いものです。&lt;BR&gt;塩ビのパイプやホースをつないだ仮設の循環冷却システムは、あちこちで水漏れ。放射性物質の濾過装置は頻繁に停止。いったいどれほどの水が循環できているのか… 大きな余震（あるいはあらたな地震）に襲われたら、仮設循環冷却システムは、ひとたまりもないでしょう。その時には、原子炉や核燃料プールの暴走が始まり、核燃料溶融･臨界といった最悪の事態に向かいます。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;そうした中、国内の良心的な研究者はもとより、世界中がもっとも危険視しているのが、4号機の核燃料プールです（一般には、使用済み核燃料プールと呼ばれることが多いですが、使用前の新核燃料も貯蔵されるので、以下、核燃料プールと記述します）。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;これまで当ブログでは、4号機の問題を大きく扱ったことがなかったので、一年を期に、じっくりと見直してみることにしました。そして、調べていくに従って、4号機が抱える危険性は、日本の原発が、いや、世界中にある原発が本質的に抱える問題を象徴しているのだということが分かってきました。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;■原子炉と核燃料プール&lt;/SPAN&gt;&lt;BR&gt;この話を進める前に、原子炉と核燃料プールの関係を簡単に整理しておきましょう（ここでは、プールの話が中心になるため、図では核燃料プールを実際より大きめに描いています）。&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;DIV class="msg-pict-2" style="text-align: center;"&gt;&lt;A target="_blank" href="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/03/10/1e2035.jpg" onclick="return asablo.expandimage(this,960,720,&amp;#x27;http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/03/10/1e2035.jpg&amp;#x27;)"&gt;&lt;IMG src="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/03/10/1e2034.jpg" style="width: 300px; height: 225px; border: medium none;"&gt;&lt;/A&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;BR&gt;左は運転中の原子炉で、炉心では臨界状態の核燃料が核分裂連鎖反応で発熱し、大量の水蒸気を発生。その力で発電用のタービンを回します。&lt;BR&gt;核燃料プールには、使用済み核燃料と、交換用の新核燃料が貯蔵されています。&lt;BR&gt;圧力容器の上の原子炉ウェルのウェル（well）とは、井戸のことで、ちょうど井戸の底に原子炉を埋め込んだような形になっているので、この呼ばれています。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;当然、核燃料には寿命があります。福島第１のような沸騰水型原子炉では、１年に１回、1/3ずつを新しい燃料集合体（燃料棒の束）に入れ替えています。つまり、核燃料の寿命は３年だということです。&lt;BR&gt;使い終えたばかりの核燃料は、猛烈に発熱し、放射線量もきわめて高い状態です。ですから、原子炉と核燃料プールの間の燃料集合体のやり取りは、右図のように、原子炉ウェルを水で満たし、すべてを水中で行わなければなりません。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;今回の事故で、「なぜ、核燃料プールを危険な高い場所に設置したのか？」という疑問が出されていますが、少なくとも沸騰水型原子炉では、燃料交換の都合から、核燃料プールは高ところに作らざるを得ないのです。「プールをもっと深くすれば…」という意見があるかも知れませんが、それでは設備に費用がかかる上、燃料交換作業が難しくなり、効率が悪いのです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;プールでは核燃料をただ水につけておけばよいわけではありません。使用済み核燃料は、核分裂生成物の崩壊によって、猛烈な熱を発しています。放っておいたら、プールの水はたちまち沸騰、蒸発し、空焚き状態になって、核燃料はみずから発する熱で溶け出してしまうのです。&lt;BR&gt;そうなったら、環境中に大量の放射性物質と放射線が放出されることになります。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;■偶然回避された最悪の事態&lt;/SPAN&gt;&lt;BR&gt;4号機は2010年11月30日から定期点検に入っていました。あわせて進んでいたのが、圧力容器内の改修作業（炉心隔壁の交換作業）です。このため、炉心にあった核燃料は、すべて核燃料プールに移された状態でした。&lt;BR&gt;下図の状態です。&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;DIV class="msg-pict-2" style="text-align: center;"&gt;&lt;A target="_blank" href="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/03/10/1e2037.jpg" onclick="return asablo.expandimage(this,960,720,&amp;#x27;http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/03/10/1e2037.jpg&amp;#x27;)"&gt;&lt;IMG src="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/03/10/1e2036.jpg" style="width: 300px; height: 225px; border: medium none;"&gt;&lt;/A&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;BR&gt;この時、原子炉ウェルが水で満たされていたのは、まさに偶然。燃料集合体の移動は終わっていましたから、ウェルに水を張っておく必要はなかったのです。&lt;BR&gt;実際、3.11の４日前、3月7日には、水を抜く予定なっていました。ところが、圧力容器内の改修作業が不手際で遅れたため、ウェルは水を張ったままになっていたのです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;次の図に進みましょう。4号炉で起きた事故の流れを示しています。&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;DIV class="msg-pict-2" style="text-align: center;"&gt;&lt;A target="_blank" href="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/03/10/1e2031.jpg" onclick="return asablo.expandimage(this,720,1040,&amp;#x27;http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/03/10/1e2031.jpg&amp;#x27;)"&gt;&lt;IMG src="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/03/10/1e2030.jpg" style="width: 300px; height: 433px; border: medium none;"&gt;&lt;/A&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;BR&gt;地震と津波の影響で全電源喪失。核燃料プール内の冷却水が循環しなくなり、水温は見る見る上昇。蒸発も進み、核燃料が水面に顔を出す直前まで事態は進行しました。②の状態です。&lt;BR&gt;ところが、プールとウェルの間にあるプールゲート（水門）は、常にプールの方が水圧が高いという前提で作られています。その結果、プール側の水量が減るに従い、ウェル側からの水圧に耐えきれず破損したのです。&lt;BR&gt;ウェルから約1千トンという大量の水が核燃料プールに流れ込みました。これは、原子炉の設計上からは、まったくの「想定外」の出来事でした。&lt;BR&gt;この時、ウェルから水が流れ込むことがなければ、ほどなく、核燃料プールは完全な空焚き状態になり、核燃料溶融、さらには臨界という事態になったでしょう。&lt;BR&gt;現在の比ではない大量の放射性物質が撒き散らされ、首都圏からも住民が避難しなくてはいけない最悪の事態に進んでいた可能性が高いのです。それは、間違いなくチェルノブイリを越える人類史上最悪の事故です。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;&lt;A href="http://digital.asahi.com/articles/TKY201203070856.html" target="_blank"&gt;●朝日新聞に関連記事あり&lt;/A&gt;&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;次のグラフは、東電が2011年12月2日に公表した「福島原子力事故調査報告書（中間報告書）」の添付資料にあるものです。&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;DIV class="msg-pict-2" style="text-align: center;"&gt;&lt;A target="_blank" href="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/03/10/1e202f.jpg" onclick="return asablo.expandimage(this,960,599,&amp;#x27;http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/03/10/1e202f.jpg&amp;#x27;)"&gt;&lt;IMG src="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/03/10/1e202e.jpg" style="width: 300px; height: 187px; border: medium none;"&gt;&lt;/A&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;BR&gt;分かり難いグラフなので、要点をかいつまんで説明しましょう。&lt;BR&gt;3月14日あたりから水温が90℃に達しています。核燃料の附近では沸騰状態でしょう。水が大きく減ったのが3月15日。その深夜、プールゲートが壊れ、ウェルから水が流入したようです。これにより、満水からマイナス4メートルから3メートルくらいで、水位低下のスピードが落ちています。&lt;BR&gt;しかしそれでも、水位は徐々に下がっていきました。4月21日の段階では、核燃料の頭頂部から1.5メートルにまで迫っています。その後、これまた偶然なのですが、4月22日に、注水によって高くなったプール側からの水圧によって、プールゲートが閉まったのです（完全に閉まったかどうかは分かりませんが、少なくとも水がプールから流れ出しにくくなった）。これによって、注水された水が、プールにだけ留まるようになったので、水位が上がりやすくなったとされています。その後、砂上楼閣的ではあるのですが、一応、安定した状態にはなっています。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;しかし、4号炉が最悪の状態にならないで済むために、いくつの偶然があったでしょうか？&lt;BR&gt;1. 原子炉ウェルに水があったこと。&lt;BR&gt;2. プールゲートが、ウェル側からの水圧で破損したこと。&lt;BR&gt;3. プールゲートが、プール側からの水圧で閉まったこと。&lt;BR&gt;この三つの偶然のうち、一つでも起きなければ、どうなっていたのか？それを考えると背筋が寒くなります。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;今、福島で避難している人たち、高線量下での生活を余儀なくされている人たち、あるいは、内部被ばくの恐怖の中で暮らす私たちにとって、「幸い」という言葉があまりに不似合いです。しかし、あえて言いましょう。上記の三つの『不幸中の幸い』があったからこそ、結果的に、福島第1は『人類史上最悪の事故』になるのを辛うじて逃れているのです。&lt;BR&gt;最悪のシナリオまで、あと一歩。まさに危機一髪だったのです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;では、危機は去ったのか？&lt;BR&gt;そうではありません。&lt;BR&gt;長くなるので、この先は、次の記事にすることにします。&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;
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      <dc:subject>福島第1事故詳細</dc:subject>
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      <title>2号機の温度上昇と再臨界</title>
      <link>http://nucleus.asablo.jp/blog/2012/02/13/6333869</link>
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      <pubDate>Mon, 13 Feb 2012 22:28:36 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2012-02-20T08:31:04+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2012-02-13T22:46:09+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;2号機圧力容器内の温度が上昇し、大きな問題となっています。&lt;BR&gt;いったい何が起きているのか… 不安に苛まれます。&lt;BR&gt;しかし、一歩引いて冷静に見つめ直してみると、この問題、下手をすると東電に騙されてしまいかねません。炉内温度の上昇を、ちょっと違う視点から見つめ直してみましょう。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;2号機圧力容器の内径は5.57メートルもあり、東電の発表を信じるなら、現在の水位は2メートル前後です。&lt;BR&gt;まず、この半径＝5.57メートル、高さ＝2メートルという流水で満たされた円筒形の空間。温度計は、たったの6個しかありません。そしてそこには、毎時10トン以上という、もの凄い量の水が注がれ続けています。&lt;BR&gt;にわか造りの給水システムが凍結し、給水が止まって問題になっているくらいですから、水の温度は、凍てつく摂氏零度にきわめて近い温度のはずです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;ここで、ひとつ思いだして欲しいのは、東電が正常だと言っている他の5個の温度計です。みな30℃以上を示しています。注ぎ込まれた大量の氷温水のすべてが、アッと言う間に、ぬるま湯になってしまう… 通常の感覚では、信じられないことです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;不謹慎と言われるかも知れませんが、分かりやすい喩えをしましょう。&lt;BR&gt;想定するのは20席ほどの焼肉屋の客席。テーブルが5卓。どの卓上にも炭火の七輪が乗っています。満席になって、5台の七輪が燃えさかれば、外は氷点下でも暖房なんて要りません。一方、壁のあっちこっちに吊り下げられた温度計を見てみましょう。まぁ、25℃～28℃くらいでしょう。焼肉を突っつく私たちは、少しばかり火に近いですから、体感温度は30℃くらいでしょうか。&lt;BR&gt;しかし、実は、目の前で赤熱する木炭は、800℃～1000℃という温度です。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;ここまで書けばお分かり方も多いと思いますが、毎時10トンの氷温水がアッと言う間に、30℃以上になるには、壊れた原子炉内に、もの凄く高い温度のものがあることを示しています。核燃料の崩壊熱のことを考えれば、当たり前のことなのですが…&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;2号機で、今現在、高温を示している温度計が壊れているのかどうかは分かりませんが、1号機から3号機のいずれの炉心でも、いまだに数百度の温度を保っている部分が、間違いなくあります。でなければ、大量の氷温水が、一瞬のうちに、ぬるま湯になってしまうなんてことはありませんから。&lt;BR&gt;30数℃を示している温度計は、たまたま赤熱部分から遠いだけです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;もう一点、明確にしておきたいのは、崩壊熱と臨界によって発する熱の違いです。原発反対派の中にも誤解があって、温度上昇＝再臨界と騒ぎ立てる人たちもいますが、次のことを明確に理解しておく必要があります。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;●臨界にならなくても、使用済み核燃料（使用中核燃料）は、崩壊熱によって温度が上がり、水で冷却しなければ、ほどなく再溶融する。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;●臨界状態になるための条件は、ウラン235またはプルトニウム239の濃度、塊の大きさ、形状によって決まり、温度は直接的には無関係。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;●「崩壊熱で温度上昇」→「再溶融」→「形状が変わり再臨界」というストーリーはあり得る。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;●「再臨界」→「温度上昇」→「再溶融」というストーリーもあり得る。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;東電は、「半減期の短い気体放射性物質が検出されていない」→「再臨界は起きていない」→「温度計が故障している」という理屈で押し切ろうとしています。しかし、彼らは、今の原子炉内の温度と再臨界が無関係である事を知っているのです。&lt;BR&gt;マスメディアも含めて、「再臨界してないから大丈夫」という論理に騙されかけているので、これは要注意。現状を見る限り、事の本質は、崩壊熱にあり、6本の温度計のウチの1本の近くに、溶融して固まった核燃料が集まっている可能性が高いです（再臨界の可能性を100％否定はできませんが）。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;では、「たまたま集まっているだけだから大丈夫！」なのか… いえいえ、そんなことはありません。&lt;BR&gt;福島第1の原子炉のいずれもは、まだまだ数百度という赤熱する塊を抱え込んでおり、それを冷やしきるためには、とてつもない時間と労力がいるということです。そして、その塊からは、熱エネルギーと放射線が放出され、水中に放射性物質が溶け出し続けています。&lt;BR&gt;半径＝5.57メートル、高さ＝2メートルの中に、たった6本の温度計を挿して、「30℃だから大丈夫！」と言っていることの方に大きな問題がるのです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;にわか造りの冷却システムが、余震やあらたな地震、凍結などによって破壊された時、また大きな悲劇の幕が開きます。国は住民の帰還を検討しはじめていますが、とんでもない話でしょう。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;まず、東電と国は、一部とはいえ、水温が80℃を越えたその原因を明確にすべきです。&lt;BR&gt;それに加えて、毎時10トン以上の氷温水が、なぜ、アッと言う間に30℃以上になってしまうのか… その理由をすべての人に分かりやすく説明する必要があります。&lt;BR&gt;そして、対策があるなら、どんなに費用がかかろうと、それを実行すべきでしょう。そうしなれければ、ちょっとした偶然や間違いで、福島が、いや東日本が、本当の意味で失われてしまう可能性があります。&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;
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      <dc:subject>福島第1事故詳細</dc:subject>
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      <title>アーニー・ガンダーセン博士のメッセージ</title>
      <link>http://nucleus.asablo.jp/blog/2012/01/22/6302690</link>
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      <pubDate>Sun, 22 Jan 2012 17:05:49 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2012-01-22T20:25:18+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2012-01-22T17:21:44+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;アメリカの原子力研究者 アーニー・ガンダーセン博士が、年末に素晴らしいメッセージを発していました。&lt;BR&gt;&lt;A target="_blank" href="http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&amp;amp;v=Pnx56rc5yXI#!"&gt;■アーニー・ガンダーセン博士のビデオメッセージ&lt;/A&gt;&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;BR&gt;簡単に内容をまとめると、&lt;BR&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;●福島第1の現場で何が起きているのか？&lt;/SPAN&gt;&lt;BR&gt;今後、十分に起こりうる大きな余震（または、あらたな地震）によって、緊急措置で張り巡らされている配管類と4号炉の使用済み核燃料プールが破壊されることを危惧しています。&lt;BR&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;●日本に暮らす人々の被ばく問題&lt;/SPAN&gt;&lt;BR&gt;日本政府が定めている20ミリシーベルト/年という基準に対して、警鐘を鳴らしています。「東京電力の経営の危機よりも、住民の健康の危機を選んだ」と厳しい一言があります。&lt;BR&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;●福島第1由来の放射性廃棄物をどうするのか？&lt;/SPAN&gt;&lt;BR&gt;日本政府が推し進める、放射性焼却灰の東京湾への埋め立てを非難すると同時に、それをバックアップするIAEAを鋭く批判しています。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;20分ほどのビデオメッセージです。まずは、ご覧ください。&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;
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      <title>下水処理施設で放射性セシウムが出続けている</title>
      <link>http://nucleus.asablo.jp/blog/2012/01/21/6300964</link>
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      <pubDate>Sat, 21 Jan 2012 17:43:12 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2012-01-21T22:36:40+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2012-01-21T17:54:13+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;前の記事で、ヨウ素131の検出状況を確認するために、東京都下水道局のデータを確認しました。&lt;BR&gt;&lt;A href="http://www.gesui.metro.tokyo.jp/oshi/infn0587.htm" target="_blank"&gt;「2012/1/2～5」のデータ&lt;/A&gt;を見て、ちょっと愕然としました。&lt;BR&gt;セシウム134とセシウム137の値が、ありかわらず高いのです（汚泥焼却灰のデータ）。&lt;A href="http://www.gesui.metro.tokyo.jp/oshi/infn0520.htm" target="_blank"&gt;過去データ&lt;/A&gt;をざっと見ましたが、昨年5月に発表が始まって以来、汚泥焼却灰の放射性セシウムは、変動はありますが、基本的に高いレベルが続いています。&lt;BR&gt;放射性セシウムは、土との親和性が高いので、一旦地面に落ちると、そう簡単に土からは離れないと言われていますが、それでもこの値。アスファルトやコンクリートが多い、東京ならではの現象なのでしょうか…&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;環境中にある放射性物質が、少しでも下水処理施設に集まって、安全な場所に保管されるなら、それはそれで悪いことはありません。&lt;BR&gt;しかし、下水処理場で汚泥としてつかまえられている放射性物質は、全体の何パーセント？残る大半は、河川へと流れ込み、やがて海へ。そして、一部は蒸発して雨としてふたたび降り注ぎ、一部は魚介類に取り込まれて食卓へと上ります。&lt;BR&gt;川底に残った分は、浚渫されて埋め立てに使われ、ほとんどが行方知れずになるでしょう。また、予想もしなかったところから、放射性物質が出てきます。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;こんな恐怖を抱えながら暮らすのは、絶対に、今回限りにしなければいけません。そして、この恐怖を横目に見ながら、原子力発電所の稼働を認め続けるとしたら、それは「愚」としか言いようのないものです。これは、日本政府に対する言葉であるとともに、私たち自身に向けた言葉でもあります。&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;
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      <title>ヨウ素131検出について</title>
      <link>http://nucleus.asablo.jp/blog/2012/01/21/6300957</link>
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      <pubDate>Sat, 21 Jan 2012 17:30:42 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2012-01-21T22:42:27+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2012-01-21T17:42:51+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;昨日から東京では雪がちらついてます。この雪から、ヨウ素131が検出されたとして、一部で、ちょっと騒ぎになっています。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;ご存じ通り、ヨウ素131の半減期は8日ですから、福島第1で再臨界が起きていない限り、事故発生から300日以上経った時点で検出されるのは変だからです。&lt;BR&gt;もちろん、放射性物質の漏出は依然として続いていますが、あらたなヨウ素131の生成は起きていないはずですから。溶融した炉心ですら、ほとんどヨウ素131はなくなっているでしょう。「再臨界は起きていない」という、東電と国の発表が真実だという前提ですが。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;さて、雪からのヨウ素131ですが、発信元は、&lt;A href="http://ameblo.jp/bq-tokyo/entry-11140771497.html" target="_blank"&gt;このブログ&lt;/A&gt;です。発信者も「皆様はどのように思われますか？？」としていますので、若干の疑問は抱かれているようです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;この問題を考えるに当たって、そもそも、どうやって核種を特定しているのかから考えていきましょう。&lt;BR&gt;簡単に言えば、放出されるガンマ線が持つエネルギーの大きさを計測します。核種によって、出てくるガンマ線の波長が違うということは、ご存じの方が多いと思います。ガンマ線のような電磁波では、波長とエネルギーは反比例しますので、ガンマ線のエネルギーも核種によって異なるのです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;以下に、主な核種が出すガンマ線のエネルギーと波長を示します。参考にしたのは、&lt;A href="http://wwwndc.jaea.go.jp/NuC/index_J.html" target="_blank"&gt;日本原子力研究開発機構が公表しているデータ&lt;/A&gt;です。&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;DIV class="msg-pict-2" style="text-align: center;"&gt;&lt;A target="_blank" href="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/01/21/1d18af.png" onclick="return asablo.expandimage(this,960,720,&amp;#x27;http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/01/21/1d18af.png&amp;#x27;)"&gt;&lt;IMG src="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/01/21/1d18ae.png" style="width: 300px; height: 225px; border: medium none;"&gt;&lt;/A&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;BR&gt;まず、黄色でマークしたところに注目して欲しいのですが、ヨウ素131と鉛214が、似た波長のガンマ線を出すことが分かります。&lt;BR&gt;ヨウ素131が3.40ピコメートルで、鉛214が3.52ピコメートルです。これを見分けるのは、厳密な測定が可能なゲルマニウム半導体検出器でなければ難しいとされています。&lt;BR&gt;断定はできませんが、今回の雪からのヨウ素131は、鉛214を誤認識した可能性があります（紫でマークしあるセシウム134の2.05ピコメールとビスマス214の20.4ピコメールも、誤認されやすい例です）。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;じゃ、鉛214はあってよいのか？ということになるのですが、これは岩盤や土の中に自然に存在するウラン238を出発点とするウラン系列の放射性物質です。&lt;BR&gt;ウラン238は15種類以上の放射性物質を経由して、最後は鉛206で安定します。この崩壊系列をウラン系列（別名ラジウム系列）と呼びます。&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;DIV class="msg-pict-2" style="text-align: center;"&gt;&lt;A target="_blank" href="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/01/21/1d18d0.png" onclick="return asablo.expandimage(this,960,720,&amp;#x27;http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/01/21/1d18d0.png&amp;#x27;)"&gt;&lt;IMG src="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/01/21/1d18cf.png" style="width: 300px; height: 225px; border: medium none;"&gt;&lt;/A&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;BR&gt;ウラン系列の中で、特に注目しなくてはいけないのがラドン222（半減期3.8日）。系列中で、唯一、常温で気体として存在します。それまで岩盤の中にあったものが、ラドン222になって、はじめて大気中に出てくるわけです。&lt;BR&gt;ラドン222の次がポロニウム218（半減期3.1分）、その次が鉛214（半減期26.8分）になります。ポロニウム218も鉛214も、固体で存在します（大気中では、チリなどに付いている状態だと思われます）。&lt;BR&gt;ウラン鉱山の近くなどでは、ラドン222を中心とするウラン系列の放射性物質による被ばくが、大きな被ばく被害をもたらしている例（鳥取岡山県境の人形峠やアメリカのアリゾナ州）がありますが、一般には、自然放射線として受け入れざるを得ないものです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;さて、ヨウ素131と鉛214は、ゲルマニウム半導体検出器でないと見分けられないのでしょうか？&lt;BR&gt;実は、そうでもありません。ポロニウム218も鉛214も、半減期がとても短い放射性元素です。ということは、試料の中に、あらたにラドン222が入らないようにすれば、鉛214ならば、30分以上待てば、量がかなり減ります。ただ、気体であるラドン222の侵入を止めるのですから、完全に大気から遮断された環境で、測定をする必要がありますが。&lt;BR&gt;逆に、ヨウ素131ならば、大気から遮断しても、数時間では減ってきません。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;さて、今回のヨウ素131問題で思い出したことがあります。2011年の夏から秋にかけて、各地の下水処理施設で、ヨウ素131が検出されて、ニュースになったことがありました。結局、原因は特定されてないままです。今はどうなっているのか、見てみました。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;●東京都下水道局『下水処理における放射能等測定結果』&lt;BR&gt;【&lt;A href="http://www.gesui.metro.tokyo.jp/oshi/infn0579.htm" target="_blank"&gt;2011/12/1～6&lt;/A&gt;】&lt;BR&gt;【&lt;A href="http://www.gesui.metro.tokyo.jp/oshi/infn0585.htm" target="_blank"&gt;2011/12/15～20&lt;/A&gt;】&lt;BR&gt;【&lt;A href="http://www.gesui.metro.tokyo.jp/oshi/infn0587.htm" target="_blank"&gt;2012/1/2～5&lt;/A&gt;】&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;年が明けてからは、「脱水汚泥」のデータが発表されていないせいか、ヨウ素131の検出はありませんが、12月までは、それなりの数値が出ていました。「半減期8日」「再臨界無し」から考えると、どうしても納得がいかないデータです。&lt;BR&gt;行政の発表ですから、ちゃっとゲルマニウム半導体検出器（または同等の機器）で計測しているはずです。原因を究明するとともに、今後も監視を続ける必要があります。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;また、「脱水汚泥」の発表を止めた理由が分かりません。「もう安全！」と言えるほど、数値が下がったわけではありません。直ちに、「脱水汚泥」のデータの公開を再開すべきです。&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;
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      <dc:subject>核分裂生成物</dc:subject>
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      <title>リフレッシュ･ローテーションの効果</title>
      <link>http://nucleus.asablo.jp/blog/2012/01/19/6298134</link>
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      <pubDate>Thu, 19 Jan 2012 16:57:20 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2012-01-19T23:39:11+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2012-01-19T17:40:09+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;今回は、当サイトの読者の一人、「世田谷の鈴木さん」から寄せられた試算とコメントを紹介してます。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;内容は、『「リフレッシュ・ローテーション分校」による、Cs体内残存量の低減効果』というものです。&lt;BR&gt;リフレッシュ・ローテーション分校というのは、食事や呼吸による放射性物質の取り込みがあり、内部被ばくの危険が大きい地域の子供たちを、一時的にクリーンな環境に疎開あるいは避難させる取り組みです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;当ブログでも、何度か指摘している通り、内部被ばくに関しては、一度にある程度を量を体内に取り込んでしまう一回摂取と、少ない量であっても毎日体内に取り込む継続摂取では、後者の方が危険です。これは、「世田谷の鈴木さん」の試算にも、はっきりと現れています。&lt;BR&gt;では、以下に、鈴木さんの試算とコメントを紹介します。黒字部分が私設原子力情報室による記載で、青字･赤字部分が鈴木さんのコメントとなります。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="color: rgb(0, 0, 255);"&gt;&lt;/SPAN&gt;&lt;/SPAN&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="color: rgb(0, 0, 255);"&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;●「リフレッシュ・ローテーション分校」による、Cs体内残存量の低減効果&lt;/SPAN&gt;&lt;/SPAN&gt;&lt;/SPAN&gt;&lt;/SPAN&gt;&lt;BR&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="color: rgb(0, 0, 255);"&gt;食物を通してのセシウム体内残存量の増大が懸念されています。故郷での生活と両立しつつ、子どもたちの体内残存量を下げる一つの方法として、他府県での生活を組み合わせる「リフレッシュ・ローテーション分校」が提案されています。その効果を計算してみました。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;1. 食物からの定常的な摂取による体内残存量の推移&lt;/SPAN&gt;&lt;BR&gt;　図1にICRP　Publication111（&lt;A href="http://www.jrias.or.jp/index.cfm/6,15092,c,html/15092/20110420-192047.pdf" target="_blank"&gt;日本語版ダウンロード&lt;/A&gt;）にある放射性セシウム（Cs）137の全身放射能の推移グラフを示す。&lt;BR&gt;(1)例えば、一度に1000Bqを摂取した場合は、生物学的半減期100日後に、体内残存量は500 Bqとなる。&lt;BR&gt;(2)一方、毎日一定量を摂取した場合、体内からの排出には生物学的半減期を要するため、その出入り差により、体内残存量は或る平衡値に達する。成人は排出が遅いので、&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="color: rgb(255, 0, 0);"&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;600日後には日摂取量の約140倍となる&lt;/SPAN&gt;&lt;/SPAN&gt;&lt;/SPAN&gt;&lt;/SPAN&gt;&lt;/SPAN&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="color: rgb(255, 0, 0);"&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="color: rgb(0, 0, 255);"&gt;&lt;/SPAN&gt;&lt;/SPAN&gt;&lt;/SPAN&gt;&lt;/SPAN&gt;&lt;/SPAN&gt;&lt;/SPAN&gt;（図1参照）。&lt;/SPAN&gt;&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;DIV class="msg-pict-2" style="text-align: center;"&gt;&lt;A target="_blank" href="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/01/19/1d0cda.jpg" onclick="return asablo.expandimage(this,361,248,&amp;#x27;http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/01/19/1d0cda.jpg&amp;#x27;)"&gt;&lt;IMG src="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/01/19/1d0cd9.jpg" style="width: 300px; height: 206px; border: medium none;"&gt;&lt;/A&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;BR&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="color: rgb(0, 0, 255);"&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;2. 子どもは生物学的半減期が短いので、全身放射能が早く変化する&lt;/SPAN&gt;&lt;BR&gt;ICRPの図は、体内残存量が多くなる中高年の生物学的半減期100日を用いているが、図2に、代謝の早い子どもの生物学的半減期（&lt;A href="http://www.caa.go.jp/jisin/pdf/110530food_qa.pdf" target="_blank"&gt;消費者庁「食品と放射能Q＆A」&lt;/A&gt;）の場合のグラフを示す。&lt;BR&gt;グラフから、長期間後の体内残存量の平衡値は、代謝の早い9歳児は日摂取量の55倍、１歳児は13倍となることが分かる。元となる日摂取量が異なる場合も、この倍率で考えればよい。&lt;/SPAN&gt;&lt;/SPAN&gt;&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;DIV class="msg-pict-2" style="text-align: center;"&gt;&lt;A target="_blank" href="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/01/19/1d0cdc.jpg" onclick="return asablo.expandimage(this,524,280,&amp;#x27;http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/01/19/1d0cdc.jpg&amp;#x27;)"&gt;&lt;IMG src="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/01/19/1d0cdb.jpg" style="width: 300px; height: 160px; border: medium none;"&gt;&lt;/A&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="color: rgb(0, 0, 255);"&gt;計算方法：9歳児の１日当りの減衰率k=(1/2)の1/38乗=0.982。&lt;BR&gt;任意日の値=前日値*k+日摂取量。これをExcel上で繰り返す。&lt;BR&gt;検証 &lt;A href="http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/hokenjo/kouenkai/inoue-shiryou.pdf" target="_blank"&gt;http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/hokenjo/kouenkai/inoue-shiryou.pdf&lt;/A&gt;&lt;BR&gt;&lt;/SPAN&gt;&lt;BR&gt;試算によると、9歳児では、1日10ベクレルの放射性セシウムを摂取し続けると、550ベクレルで平衡に達し、そのままの状態が続くことになります。&lt;BR&gt;気になるのは、この550ベクレルが高い数値なのかどうか、という点です。&lt;BR&gt;よく、放射性セシウムと比較されるカリウム40（自然界に存在する）の体内存在量を見ると、体重60kgの大人で4000ベクレルとされています。9歳児の平均体重は、約30kgなので、体内にあるカリウム40は2000ベクレル。それに、550ベクレルが上乗せされるのです。安全とは誰も言い切れないでしょう。&lt;BR&gt;人間の体内にあるカリウム40の濃度は、人類が地球に登場して以来、300万年間、ほとんど変化しなかったはずです。それが突然、1.275倍になるのですから。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;折しも、朝日新聞から、「&lt;A href="http://www.asahi.com/special/10005/TKY201201180799.html" target="_blank"&gt;家庭で１日の食事に含まれる放射性セシウムの量&lt;/A&gt;」の調査結果が発表されました。全国53家族というサンプル数は、十分に多いとは言えませんが、参考にはなります。&lt;BR&gt;福島では、17ベクレルを越える例が一つ。5ベクレル以上で見ると、26人のうち8人が該当しています。鈴木さんが試算に用いた1日10ベクレルという数字が、決して高いものではないことが分かります（この調査が、飲料水も含めているのかが不明なのですが、もし、入っていないとしたら、1日の摂取量は、もっと増えるでしょう。また、呼吸による摂取は、まったく算入していません）。&lt;BR&gt;記事中で、京都大医学研究科の小泉昭夫教授は「福島のセシウム量でも十分低く、健康影響を心配するほどのレベルではなかった」と語っていますが、この人は、継続摂取（低線量内部被ばく）の怖さをまったく理解していないのか、知っているのに、誤魔化しているだけです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;【参考：ちょっと難しいので、以下の黒字部分は読み飛ばして貰ってもOKです】&lt;BR&gt;なお、鈴木さんの試算の中で、&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="color: rgb(0, 0, 255);"&gt;&lt;/SPAN&gt;&lt;/SPAN&gt;生物学的半減期（または体内有効半減期）の数値が、ICRPのものと、日本の消費者庁のものが出てきますので、整理しておきます。&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;DIV class="msg-pict-2" style="text-align: center;"&gt;&lt;A target="_blank" href="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/01/19/1d0d0c.png" onclick="return asablo.expandimage(this,960,720,&amp;#x27;http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/01/19/1d0d0c.png&amp;#x27;)"&gt;&lt;IMG src="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/01/19/1d0d0b.png" style="width: 300px; height: 225px; border: medium none;"&gt;&lt;/A&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;理解しておきたいのは、生物学的半減期には物理的半減期（一般に言われる「半減期」）が算入されていないという点です。生物学的半減期は、たとえば、セシウムであれば、放射性であろうとなかろうと、セシウム134であろうと137であろうと同じです。&lt;BR&gt;要するに、人間が、セシウムという物質をどれだけの時間、身体の中にとどめるかによって決まってきます。&lt;BR&gt;ですから、「放射性元素が体内で半分になるまでの時間＝体内実効半減期」を知るためには、生物学的半減期と物理的半減期の両方を考慮しなければなりません。&lt;BR&gt;ただ、生物学的半減期が物理的半減期に対して、十分に短い場合は、体内実効半減期は、ほぼ生物学的半減期と一致します。表で、セシウム137の生物学的半減期と体内実効半減期が一致しているのは、そういう理由によります。&lt;BR&gt;セシウム134の場合も、半減期が2年ありますので、生物学的半減期≒体内実効半減期と考えて大丈夫です。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="color: rgb(0, 0, 255);"&gt;&lt;SPAN class="asahi_editor_styling" style="font-weight: bold;"&gt;3. リフレッシュ・ローテーションによる低減効果のグラフ&lt;/SPAN&gt;&lt;BR&gt;図3に、毎日のCs摂取量が「10Bq」と「1Bq」の生活を周期的に行った場合の体内残存量の推移を示す。&lt;BR&gt;周期は1ヶ月でも2ヶ月でも低減効果に大差はないが、リフレッシュ滞在日の割合を大きくする方が望ましい。&lt;/SPAN&gt;&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;DIV class="msg-pict-2" style="text-align: center;"&gt;&lt;A target="_blank" href="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/01/19/1d0cde.jpg" onclick="return asablo.expandimage(this,524,298,&amp;#x27;http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/01/19/1d0cde.jpg&amp;#x27;)"&gt;&lt;IMG src="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/01/19/1d0cdd.jpg" style="width: 300px; height: 170px; border: medium none;"&gt;&lt;/A&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;BR&gt;この試算は、放射性セシウムの摂取量が1日10ベクレルの環境と1日1ベクレルの環境との間を月単位で行ったり来たりする想定です。&lt;BR&gt;リフレッシュ・ローテーションの効果は明白で、体内残留量が大きく減ることが分かります。また、一つ画期的なことは、「周期は1ヶ月でも2ヶ月でも低減効果に大差がない」という点で、「どうせ一か月しか行けないのだから、効果はたかが知れている」とあきらめてはいけないということです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;鈴木さんの試算は、放射性物質を継続摂取することの怖さと、リフレッシュ・ローテーションが果たす一定の効果を裏付けていると思います。&lt;BR&gt;&#13;
安全な食品が入手しにくい地域や、呼吸による放射性物質の摂取が考えられる地域では、子供たちの「リフレッシュ･ローテーション分校」や「クリーンな環境への疎開」を行政に強く求めていく必要があります。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;鈴木さんから、今回の試算に使用したExcelファイルが提供されていますので。以下にアップロードしておきます。必要な方は、クリックしてダウンロードしてください（Zipに圧縮してあります）&lt;BR&gt;&lt;A href="http://www.ne.jp/asahi/nonukes/home/files/refresh.zip" target="_blank"&gt;ダウンロード･ファイル（鈴木さんの試算）&lt;/A&gt;&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;なお、鈴木さんと意見交換したい方は、この記事のコメント欄を自由にご利用ください。&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;
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      <dc:subject>内部被ばく</dc:subject>
    </item>
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      <title>福島で放射性降下物（Fallout）が急上昇</title>
      <link>http://nucleus.asablo.jp/blog/2012/01/05/6279531</link>
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      <pubDate>Thu, 05 Jan 2012 17:59:05 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2012-01-05T23:33:14+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2012-01-05T18:15:41+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;福島県が調査･公表している『&lt;A href="http://www.pref.fukushima.jp/j/koukabutsu8.pdf" target="_blank"&gt;定時降下物環境放射能測定値&lt;/A&gt;』に、1月2日から3日にかけて、非常に高い数値が記録されています。セシウム137が252MBq/km2（メガベクレル/平方キロメートル）、セシウム134が180MBq/km2。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;文科省が発表している『&lt;A href="http://radioactivity.mext.go.jp/ja/monitoring_by_prefecture_fallout/" target="_blank"&gt;定時降下物のモニタリング&lt;/A&gt;』に、各自治体が過去に計測した値が残っています。福島市の11月から12月を見ると、セシウム137･セシウム134ともに、不検出～20MBq/km2の間で推移しています。今回の値は、桁が一つ違います。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;また、福島県双葉郡で昨年6月･7月に計測されたデータと比べてみると、今回の1月2日から3日のデータが、この頃の平均値に匹敵する数値である事が分かります。&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;&lt;DIV class="msg-pict-2" style="text-align: center;"&gt;&lt;A target="_blank" href="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/01/05/1cc239.png" onclick="return asablo.expandimage(this,960,720,&amp;#x27;http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/01/05/1cc239.png&amp;#x27;)"&gt;&lt;IMG src="http://nucleus.asablo.jp/blog/img/2012/01/05/1cc238.png" style="width: 300px; height: 225px; border: medium none;"&gt;&lt;/A&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;/DIV&gt;&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;【元データ】&lt;BR&gt;●&lt;A href="http://radioactivity.mext.go.jp/ja/monitoring_by_prefecture_fallout/2011/12/1060_1214_teisei2.pdf" target="_blank"&gt;福島県双葉郡で計測された3月から6月の放射性降下物のデータ（1ヶ月分合計）&lt;/A&gt;&lt;BR&gt;&#13;
●&lt;A href="http://radioactivity.mext.go.jp/ja/monitoring_by_prefecture_fallout/2011/07/27693/index.html" target="_blank"&gt;福島県双葉郡で計測された7月の放射性降下物のデータ（1ヶ月分合計）&lt;/A&gt;&lt;BR&gt;&#13;
&lt;BR&gt;もし、福島第1からの放射性物質の漏出量が増えたことが原因なら、あっちこっちで空間線量が上がるはずなので、おそらく、水素爆発やベントで飛び散って、いまだに上空に漂っている放射性セシウムが、なんらかの原因で、一気に降下してきたものと思われます。ちなみに、1月2日から3日にかけて、福島では降雪はなく、晴れの天気でした。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;まず、この放射性降下物の急増の原因を徹底的に究明する必要があります。研究者からの意見を聞きたいところです。&lt;BR&gt;また、「大気中の放射性セシウムは、すでに、ほとんどが地面に落ちているので、マスクなどは必要ない」と言われていることにも、疑問を投げかける必要が出てきます。呼吸による放射性セシウムの摂取に対して、警戒を解くことができないということです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;一方で、文科省は、12月27日まで、毎日、行っていた放射性降下物データの公表を1ヶ月おきに切り替えたようです（福島県は県として連日発表を継続）。まだまだ、放射性降下物の監視を弱めていい状態ではありません。文科省は、ただちに連日公表に戻すべきだと思います。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;しかし、突然の放射性降下物（Fallout）の急上昇。原発事故が引き越すものは、誰も予測できないし、誰も制御できないということの証です。&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;
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      <dc:subject>外部被ばく</dc:subject>
      <dc:subject>内部被ばく</dc:subject>
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      <title>元旦のスクープ</title>
      <link>http://nucleus.asablo.jp/blog/2012/01/03/6276880</link>
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      <pubDate>Tue, 03 Jan 2012 23:20:18 +0900</pubDate>
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      <description>&lt;DIV class="asahi_editor_line"&gt;2012年元旦。朝毎両紙の原発問題を巡るスクープが印象的でした。&lt;BR&gt;まず、朝日新聞。&lt;BR&gt;&lt;A target="_blank" href="http://www.asahi.com/national/update/1231/OSK201112310119.html"&gt;『原子力業界が安全委24人に寄付　計8500万円』朝日新聞&lt;/A&gt;&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;原子力安全委員会の委員（班目委員長を含む）24人が、原子力関連の企業･業界団体から計約8500万円の寄付を受けていたというものです。&lt;BR&gt;日本の原子力基本法に定められている大原則は、『民主･自主･公開』。この話は、当ブログ『&lt;A target="_blank" href="http://nucleus.asablo.jp/blog/2011/09/23/"&gt;民主･自主･公開という大原則&lt;/A&gt;』に書いた通りです。「民主的に運営されるはずだった原子力委員会や原子力安全委員会には、原発に懐疑的だったり、反対の立場を取る科学者は、一人も入っていません」と指摘しました。&lt;BR&gt;ところが、事実はそれどころではなかったのです。原子力安全委員会メンバーは、おそらく研究費の寄付という名目で、原発関連企業から賄賂とも呼んでよい金を受け取っていたのです。早晩、金を受け取っていたメンバーの名前と金額の明細などが出てくると思いますが、この問題を『民主･自主･公開』の立場から厳しく断罪するとともに、法律に照らして犯罪性がないのかも検証する必要があるでしょう。&lt;BR&gt;原子力を推進する側に、「民意をくむ」などという発想はありません。企業の利権と、金の力でそこに絡め取られていく最悪の学者たち。醜いばかりの姿が明らかになっています。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;毎日新聞にいきましょう。&lt;BR&gt;&lt;A target="_blank" href="http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120101ddm001040033000c.html"&gt;『使用済み核燃料：直接処分コスト隠蔽　エネ庁課長04年指示　現経産審議官、再処理策を維持』&lt;/A&gt;&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;これは、六ヶ所村で進められようとしている使用済み核燃料の再処理に関わるコストの話。実は、使用済み核燃料からプルトニウムとウランを取り出す再処理をあきらめ、使用済み核燃料をそのまま処分する直接処分にすれば、コスト的には1/4から1/3で済むことが、2004年の段階で明らかになっていたというのです。その情報を握りつぶしたのは、当時の経済産業省･安井正也原子力政策課長で、この人物、現在は経産審議官だというのですから、開いた口が塞がりません。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;こういった官僚たちの頭の中にも、「民意」なんて微塵もありません。保身と出世。当然と言えば、当然なのです。みずからが推進している核燃料サイクルプランを否定するようなデータが、身内から出てしまったらたいへんなのです。出世がなくなりますから。ですから、推進側と監視側が同じ組織内にあっては、絶対に駄目なのです。そして、『民主･自主･公開』の三原則を守るためにも、すべての人に対して、原子力関連の情報が、完全な透明性をもって公開されるべきなのです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;&lt;A target="_blank" href="http://www.asablo.jp/app?cmd=new_fe&amp;amp;target_fqdn=nucleus.asablo.jp&amp;amp;target_path=/blog/"&gt;&lt;/A&gt;&lt;A target="_blank" href="http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120101ddm003040050000c.html"&gt;『解説：使用済み核燃料・直接処分コスト試算隠蔽　原子力ムラの異常論理』毎日新聞&lt;/A&gt;&lt;BR&gt;毎日新聞は、スクープの後追い解説で、情報隠蔽の背景を「原子力ムラの異常論理」に結論づけていますが、これは日本の官僚社会一般にある傾向で、原子力では、特に顕著に出ているということです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;経産省内の隠語では、電力業界に絡め取られた官僚を「感電した」、ガス業界に絡め取られた官僚を「ガス中毒になった」と言うそうです。かつてのような、現金による露骨な買収は影を潜めているようですが、酒やゴルフの接待、そして、巧妙なのは、子どもの就職に絡む便宜提供など。嫌になりますが、そんな世界が本当にあるのです。&lt;BR&gt;&lt;BR&gt;天秤の片方に乗っているのは、私たちの健康と安全。もう一方に乗っているのは、官僚たちの出世と保身。しかし、天秤を操作するのは官僚たちです。いざとなったら、私たちの健康も安全も、どんどん軽く扱われます。&lt;BR&gt;半原発運動は、その構造にもくさびを打ち込んでいかないと、いけないのかも知れません。より所は、『民主･自主･公開』でしょう。&lt;BR&gt;&lt;/DIV&gt;
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      <dc:subject>世の中と原子力</dc:subject>
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