アーニー・ガンダーセン博士のメッセージ2012/01/22 17:05

アメリカの原子力研究者 アーニー・ガンダーセン博士が、年末に素晴らしいメッセージを発していました。
■アーニー・ガンダーセン博士のビデオメッセージ

簡単に内容をまとめると、
●福島第1の現場で何が起きているのか?
今後、十分に起こりうる大きな余震(または、あらたな地震)によって、緊急措置で張り巡らされている配管類と4号炉の使用済み核燃料プールが破壊されることを危惧しています。
●日本に暮らす人々の被ばく問題
日本政府が定めている20ミリシーベルト/年という基準に対して、警鐘を鳴らしています。「東京電力の経営の危機よりも、住民の健康の危機を選んだ」と厳しい一言があります。
●福島第1由来の放射性廃棄物をどうするのか?
日本政府が推し進める、放射性焼却灰の東京湾への埋め立てを非難すると同時に、それをバックアップするIAEAを鋭く批判しています。

20分ほどのビデオメッセージです。まずは、ご覧ください。

コメント

_ 一語一会 ― 2012/01/22 18:48

アーニー・アンダーセン博士のメッセージを紹介してくださりありがとうございます。特に、IAEAの性格については、見間違いをしていました。また、日本政府の対応のいい加減さは、恐ろしいものです。

_ 私設原子力情報室 ― 2012/01/22 19:55

>一語一会さん
そうなんです!
IAEAは、あたかも「核の番人」のように言われていますが、事実は、核兵器保有国の番犬であり、原発推進派の番犬でしかなんですよね。
アーニーのコメントは、胸がすく思いですが、聞きっぱなしでは意味がありません。どう、応えていくのか… それを一緒に考えていきたいですね。

_ ksirouto ― 2012/01/23 06:41

コメントで
>アーニーのコメントは、胸がすく思いですが、聞きっぱなしでは意味がありません。どう、応えていくのか… それを一緒に考えていきたいですね。

文章を拝見しながら、ここで何時も迷うのですが、では一体具体的に動くにはどうすれば宜しいのかと! 例えば、ご存知のように中東ではfacebookを使い革命を実現しました!

しかし、今の日本を見ていますと、確かにお子様を持つ母親を中心に子供を守る会など立ち上げ、それなりの活動を起こされています。
しかし、横展開、つまり全国的な大きなうねりには程遠いような感が致します。

そして、逡巡しているうちに、尾籠な話で恐縮ですが、社会の便秘状態が迫ってきています。身近なところでごみ処理場が高汚染のために閉鎖(例:千葉県柏市)という事態が連鎖的に起きてきて、社会機能の喪失、住民の脱出続出、都市の荒廃へと進んでくるような未来図が浮かんできます。

時間との競争のように感じてなりません。換言すれば「ゆで蛙状態」でしょうか!

_ mmiyakawa ― 2012/01/23 09:38


前近代的な暴力を伴う革命か、
人類未曾有の超高濃度被曝をしながら科学的客観的事実による論説を駆使して妄言虚言を駆逐して市民の中から新たなジャーナリズム新たな社会づくりをはじめるか。

311前も「茹で蛙」であることに気づいていたはず。
だが本気で抗いの行動をとり続けた者がどれだけ居たか。
「被曝茹で蛙」状態は思うだけで動かなかった必然。

被曝者と被曝線量は今此の時も増えている。

少しでもマシにするには、
事実を認めてひとりひとりが犠牲を払うしかない。

子供への被曝を最小限に留めることを最優先にしながら。

_ Zxcvbn ― 2012/01/28 12:46

日本の御用学者と東電、及び政府、官僚、原子力保安院はガンダーセン氏の言葉に真摯に耳を傾けるべきである!。国民の生命を危機に追いやって尚も詭弁を弄するか!、関係機関は全ての情報を公開し、目先鼻先の利害に囚われず全ての日本人が一致団結してこの未曾有の人災を乗切るべきではないのか!、巨大地震を隠れ蓑にして言い逃れしている場合ではない!、再度の巨大地震が憂慮される中一刻も早く、日本国民の生命財産の安全、及び日本経済の立直しを図らなければならないのではないのか!

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