低線量内部被ばく/「毎日少しずつ」の恐怖 ― 2011/10/17 22:44
一日に1000ベクレルのセシウム137を摂取するのと、毎日毎日10ベクレルずつを長い間摂取し続けるのでは、どちらが怖いのでしょうか?
1000ベクレルと聞くと、一瞬、大きな数字に驚きますが、実は、後者の方がずっと怖いのです。下のグラフはICRPが発表している、摂取量・摂取状況の違いによる「セシウム137の体内残留量」です。
1000ベクレルと聞くと、一瞬、大きな数字に驚きますが、実は、後者の方がずっと怖いのです。下のグラフはICRPが発表している、摂取量・摂取状況の違いによる「セシウム137の体内残留量」です。
放射線による被害を少なめに計算する傾向があると言われるICRPですら、この結論に達しています。もちろん、尿や便での排泄量を計算した上の数字です。
毎日、たった10ベクレルを継続的に摂取しただけで、1年半ほど経つと、体内にあるセシウム137の量は1400ベクレルにもなってしまうのです。
その先は、摂取量と排泄量が釣り合った状態が続きますので、ずっと1400ベクレルからの内部被ばくを受けます。こういった、毎日少しずつ受ける内部被ばくを『低線量内部被ばく』と言います。
一日、たった10ベクレルでも、1400ベクレルに…
さて、まずは、この1400ベクレルが高いか低いかという判断です。よくセシウム137と比較されるのは、自然に存在するカリウム40。化学的な性質が似ているので、体内での振る舞いも同様だと考えられているからです。
このカリウム40は、体重60kgの男性で4000ベクレルが体内にあります。ここにもし、セシウム137の1400ベクレルが加わると1.35倍。人類が地球上に登場して300万年と言われますが、体内にあるカリウム40の量は、ほぼ4000ベクレルで変わったことがなかったはずです。それが、急に1.35倍に増えるのと同じ。何も起きないと断言する方が変です。
次は、この試算に用いられている10ベクレル/日という数字についてです。
もちろん、食べ物に含まれているセシウム137をすべて人体が吸収するわけではありません。それも考え合わせましょう。しかし、仮に1/3だけを吸収したとしても、一日30ベクレルを飲食で摂取しただけで、残留量は1400ベクレルに達してしまうのです。今現在の暫定基準値は、米も肉も魚も野菜も500ベクレル/kgです。人間は、毎日1.5kg~3kgを飲食しています。500ベクレル/kgは、誰がどう考えても危険な数字です。
もう一つ、上のグラフには表れない恐怖もあります。
下は、チェルノブイリ事故で大きな被害を受けているベラルーシでの調査結果。セシウム137の臓器ごとの蓄積量を大人と子供に分けて示しています。
かつて、セシウム137は、全身に平均的に蓄積されると言われていましたが、実はそうではなかったのです。
特に子供では、甲状腺、骨格筋、小腸、心筋に偏ります。甲状腺ガンを引き起こすのは、ヨウ素131だと言われてきましたが、セシウム137も関係している可能性が高いのです。
また、最近ベラルーシでは、ガン以外の病気として、心臓疾患が増えています。2005年の段階で1991年の2倍ほどになっています。この原因としても、セシウム137による内部被ばくが疑われています。
臓器によって異なる放射性物質の濃度。一部では、全身平均の2倍とか3倍になるはずです。その結果、心臓が痛めつけられた可能性が高いのです。
それでも、セシウム137は偏りが少ない方です。例えばストロンチウム90の場合は、ほとんどすべてが骨に集まってしまいますから、そこでの濃度は、全身換算の5倍になると推測できます(人間の全体重の内20%が骨)。
たまたま、今朝(10月17日朝)のNHK総合『あさイチ』で、福島の2家族を含む全国7家族の、一週間分の食事に含まれているセシウム137の量を計測していました(方法は、毎食一人前ずつ多く作ってもらい、それを検査に回す陰膳法)。結果的には、5家族で、一週間の間に一回ずつ5~9ベクレル/kgが検出されました。一週間に一回でしたら、それ程、恐れる数字ではないかも知れませんが、これが、もし毎日続いたら、かなりの量のセシウム137が、体内に蓄積することになります。
また、この調査自体は、サンプル数が少なすぎて、どうにも説得力を欠きます。そして、5~9ベクレル/kgという数字が、もし、毎日摂取したら、低い数字ではないのだということも、認識しておく必要があります。
とにかく、今言えることは、500ベクレル/kgという暫定基準値をすぐさま撤回して、もっときめ細かく、そして厳しい基準値を定めることです。
まずそれをしないと、『低線量内部被ばく』によって、健康を損ね、命を失う人が必ず出てしまいます。
コメント
_ ksirouto ― 2011/10/18 05:51
_ 私設原子力情報室 ― 2011/10/18 09:52
>ksiroutoさん
コメントありがとうございます。
さて、「食品中に含まれる放射性物質の食品健康影響評価(案)」の概要[PDF]
http://www.fsc.go.jp/sonota/emergradio_hyoka_ann_gaiyo.pdf
については、「生涯追加累積実効線量」を100mSv未満としたのは、ある程度評価できます。ただ、以下の点に注意が必要です。
●晩発性障害は、「3年程度~死ぬまで」の間で、いつ現れるか分からないものです。「3年追加累積実効線量」「10年追加累積実効線量」といった基準も合わせて作った方が良いと思います。
●外部被ばくと内部被ばくが、ゴッチャになっています。特に、低線量内部被ばくでは、これまで言われてきた値よりも、ずっと低い値で、ガンなどを引き起こす可能性があります。
http://nucleus.asablo.jp/blog/2011/07/01/5937301
以下3本の記事が参考になります。
低線量内部被ばくに対する評価を明らかにすべきだと思います。
●核種ごとの、臓器による集積度の違いが、まったく考慮されていないので、少なくとも、セシウム137、ストロンチウム90、プルトニウムについては、臓器の違いによる集積率や影響の違いを考慮した個別の基準値を設けるべきでしょう。
●「100mSv未満は安全」という裏付けは有りません。「生涯追加累積実効線量=100mSv未満」を掲げるなら、同時に、「自然放射線以外の追加の被ばくを限りなくゼロに近づける」という目標も明示すべきだと思います。
…と、個人的には、こんな考えです。
コメントありがとうございます。
さて、「食品中に含まれる放射性物質の食品健康影響評価(案)」の概要[PDF]
http://www.fsc.go.jp/sonota/emergradio_hyoka_ann_gaiyo.pdf
については、「生涯追加累積実効線量」を100mSv未満としたのは、ある程度評価できます。ただ、以下の点に注意が必要です。
●晩発性障害は、「3年程度~死ぬまで」の間で、いつ現れるか分からないものです。「3年追加累積実効線量」「10年追加累積実効線量」といった基準も合わせて作った方が良いと思います。
●外部被ばくと内部被ばくが、ゴッチャになっています。特に、低線量内部被ばくでは、これまで言われてきた値よりも、ずっと低い値で、ガンなどを引き起こす可能性があります。
http://nucleus.asablo.jp/blog/2011/07/01/5937301
以下3本の記事が参考になります。
低線量内部被ばくに対する評価を明らかにすべきだと思います。
●核種ごとの、臓器による集積度の違いが、まったく考慮されていないので、少なくとも、セシウム137、ストロンチウム90、プルトニウムについては、臓器の違いによる集積率や影響の違いを考慮した個別の基準値を設けるべきでしょう。
●「100mSv未満は安全」という裏付けは有りません。「生涯追加累積実効線量=100mSv未満」を掲げるなら、同時に、「自然放射線以外の追加の被ばくを限りなくゼロに近づける」という目標も明示すべきだと思います。
…と、個人的には、こんな考えです。
_ 段 勲 ― 2011/10/18 11:43
こんにちは
先日、知人にこのブログを紹介してもらい殆ど毎日ブログを読ませていただいております。
実はお願いがありますが、このブログの内容を他の情報掲示板に使用させていただきたいのです。
放射能の危険が迫っている今日日本政府のやっていることを見ているとあまりにもそのずさんさが目につきます。しかしながら、私のように日本に来ている外国人の場合、私のようにある程度日本語の読み書きが出来る人間の場合はそうでもないのですが、日本語の読み書きがあまり出来ない人々は放射能から自分の身を守るべきすべが(正しい情報)あまりなく、たいていは母国の遅くてあまり正しくない情報に頼るしかないのが現状です。それで私がより正しい情報を伝えるため今まで色々な日本語のブログや掲示板の内容を翻訳して引用させていただいたりしております。
大変ずうずうしいお願いであることは百も承知ですが、もし差し支えなかったら、このブログの内容を
翻訳し引用させていただきたいのですが。
ぜひお願い申し上げます。勿論、出所とか作成者が
誰であるかは必ず明らかにします。
段 勲
先日、知人にこのブログを紹介してもらい殆ど毎日ブログを読ませていただいております。
実はお願いがありますが、このブログの内容を他の情報掲示板に使用させていただきたいのです。
放射能の危険が迫っている今日日本政府のやっていることを見ているとあまりにもそのずさんさが目につきます。しかしながら、私のように日本に来ている外国人の場合、私のようにある程度日本語の読み書きが出来る人間の場合はそうでもないのですが、日本語の読み書きがあまり出来ない人々は放射能から自分の身を守るべきすべが(正しい情報)あまりなく、たいていは母国の遅くてあまり正しくない情報に頼るしかないのが現状です。それで私がより正しい情報を伝えるため今まで色々な日本語のブログや掲示板の内容を翻訳して引用させていただいたりしております。
大変ずうずうしいお願いであることは百も承知ですが、もし差し支えなかったら、このブログの内容を
翻訳し引用させていただきたいのですが。
ぜひお願い申し上げます。勿論、出所とか作成者が
誰であるかは必ず明らかにします。
段 勲
_ 私設原子力情報室 ― 2011/10/18 13:03
>段勲さん
ご連絡頂きありがとうございます。
翻訳&引用、まったく問題ありません。どんどん進めてください。
公開されましたら、URLをお知らせ下さい。是非、拝見したいので。
よろしくお願いします。
ご連絡頂きありがとうございます。
翻訳&引用、まったく問題ありません。どんどん進めてください。
公開されましたら、URLをお知らせ下さい。是非、拝見したいので。
よろしくお願いします。
_ うなぎ ― 2011/10/18 15:25
こんにちは。
今回のお話も とても分かりやすく、ためになりました!特に一番上のグラフは目からうろこが落ちた感じです。個人的には「20ベクレルぐらいならいいかも」と思っていました。
「あさイチ」は途中まで見て、残りはネットで内容を知りました。なんとなく「いや~な」感じでした。
サンプルが少ないし、私はこれまで通り食品は選びますが、これを見て「安心」と思ったり、周りから言われて食品に無防備になって、病気になったらどうするの?って思ったんです。が、この数値でも危ないのですね。
あるブログでは、この番組の件で、福島の汚れた土壌から汚染の無い物が出来るのなら、すぐ取材に行ってその作り方を教えてもらうべき、と言っていました。
この結果ならまずは基準値を下げてもらいたいとも思いました。
今回のお話も とても分かりやすく、ためになりました!特に一番上のグラフは目からうろこが落ちた感じです。個人的には「20ベクレルぐらいならいいかも」と思っていました。
「あさイチ」は途中まで見て、残りはネットで内容を知りました。なんとなく「いや~な」感じでした。
サンプルが少ないし、私はこれまで通り食品は選びますが、これを見て「安心」と思ったり、周りから言われて食品に無防備になって、病気になったらどうするの?って思ったんです。が、この数値でも危ないのですね。
あるブログでは、この番組の件で、福島の汚れた土壌から汚染の無い物が出来るのなら、すぐ取材に行ってその作り方を教えてもらうべき、と言っていました。
この結果ならまずは基準値を下げてもらいたいとも思いました。
_ ksirouto ― 2011/10/18 21:05
コメントへのご回答頂きありがとうございます!
さて、
>少なくとも、セシウム137、ストロンチウム90、プルトニウムについては、臓器の違いによる集積率や影響の違いを考慮した個別の基準値を設けるべきでしょう
全く言われる通りですが、どうも食品安全委員会では、核種個別の基準は出さないような雰囲気です。これに対し、厚生労働省がどのような結論を出すのか見ものです!
さて、
>少なくとも、セシウム137、ストロンチウム90、プルトニウムについては、臓器の違いによる集積率や影響の違いを考慮した個別の基準値を設けるべきでしょう
全く言われる通りですが、どうも食品安全委員会では、核種個別の基準は出さないような雰囲気です。これに対し、厚生労働省がどのような結論を出すのか見ものです!
_ 一語一会 ― 2011/10/18 22:18
低線量内部被曝の怖さがよく判りました。私は物理に関しては素人ですが、また教わりに来ようと思っています。よろしくお願いいたします。
_ みやこたなご ― 2011/10/19 12:01
はじめまして。
私は8月半ばから、滑川町で「子ども達を放射能から守る会」をやっています。
11月6日には、安田節子さんをお招きして、講演会をする予定です。
その広報をみて、町の方が連絡をしてくれました。
原発に関しても長く活動をされてこられた方とのことで、とてもお詳しく、私は知りあえたことをとても嬉しく感じております。
原発事故は、子ども達の未来を思うととてもとても辛く悲しいことです。が、こうした出会いがあることでエネルギーになっています。
その方が、管理人さんと親しい方ということで、こちらのHP、ブログを紹介していただき、早速拝見させてもらいました。
いや、びっくりです。
実にお詳しくて。
私も内部被曝をどう評価したらよいのか?低線量の長期被曝がもたらす影響は?
幼い子ども達が心身ともに健全に育つために、親たちは今後どこまでどのように気をつけたらよいのか?
学習会や本やネットで勉強しているところです。
結局、現時点ではわからない。だから、そのとき考えうる最善のことを淡々とするしかない、というのが現在の結論です。
今は、とくに海産物が今後どれくいらの汚染となってゆくのか?ということに関心を持っていなくてはならないと考えています
記事を拝見させていただき、納得することが多いです。
私たちのブログにも、時々記事を紹介させていただけたら嬉しいです。
また、そちらのカフェをいつか訪れてみたいです。
今後ともよろしくお願いいたします。
私は8月半ばから、滑川町で「子ども達を放射能から守る会」をやっています。
11月6日には、安田節子さんをお招きして、講演会をする予定です。
その広報をみて、町の方が連絡をしてくれました。
原発に関しても長く活動をされてこられた方とのことで、とてもお詳しく、私は知りあえたことをとても嬉しく感じております。
原発事故は、子ども達の未来を思うととてもとても辛く悲しいことです。が、こうした出会いがあることでエネルギーになっています。
その方が、管理人さんと親しい方ということで、こちらのHP、ブログを紹介していただき、早速拝見させてもらいました。
いや、びっくりです。
実にお詳しくて。
私も内部被曝をどう評価したらよいのか?低線量の長期被曝がもたらす影響は?
幼い子ども達が心身ともに健全に育つために、親たちは今後どこまでどのように気をつけたらよいのか?
学習会や本やネットで勉強しているところです。
結局、現時点ではわからない。だから、そのとき考えうる最善のことを淡々とするしかない、というのが現在の結論です。
今は、とくに海産物が今後どれくいらの汚染となってゆくのか?ということに関心を持っていなくてはならないと考えています
記事を拝見させていただき、納得することが多いです。
私たちのブログにも、時々記事を紹介させていただけたら嬉しいです。
また、そちらのカフェをいつか訪れてみたいです。
今後ともよろしくお願いいたします。
_ 段 勲 ― 2011/10/19 14:35
早速のご返答ありがとうございました。お言葉に甘え引用させていただきますので、よろしくお願い致します。情報をアップロードしたらぜひお知らせいたします。本当にありがとうございました。
_ 私設原子力情報室 ― 2011/10/19 14:48
>みやこたなごさん
コメントありがとうございます。
このブログが、少しでもお役に立っているなら光栄です。
学生時代に原子力のことは、若干勉強していたのですが、3.11以降の事態に対しては、とても対応できるレベルではありませんでした。当方も、まだまだ勉強しながら書いている状態です。今後とも、よろしくお願いします。
ブログ記事の転載は、どうぞご自由に。一応、当サイトの名前だけ入れて頂ければ幸いです。リンクも自由です。
コメントありがとうございます。
このブログが、少しでもお役に立っているなら光栄です。
学生時代に原子力のことは、若干勉強していたのですが、3.11以降の事態に対しては、とても対応できるレベルではありませんでした。当方も、まだまだ勉強しながら書いている状態です。今後とも、よろしくお願いします。
ブログ記事の転載は、どうぞご自由に。一応、当サイトの名前だけ入れて頂ければ幸いです。リンクも自由です。
_ 段 勲 ― 2011/10/19 16:41
私設原子力情報室長さん。ありがとうございました。
今日早速ここの情報をアップロードさせていただきました。
http://cafe.naver.com/save119.cafe?iframe_url=/ArticleRead.nhn%3Farticleid=6583&
http://cafe.naver.com/japanmom/5991
でご覧いただけます。
ありがとうございました。これからもどんどん
お願い致します。
今日早速ここの情報をアップロードさせていただきました。
http://cafe.naver.com/save119.cafe?iframe_url=/ArticleRead.nhn%3Farticleid=6583&
http://cafe.naver.com/japanmom/5991
でご覧いただけます。
ありがとうございました。これからもどんどん
お願い致します。
_ 私設原子力情報室 ― 2011/10/19 17:33
>段勲さん
素速いですね!そして、素晴らしい!
「私設原子力情報室」が、一気に国境を越えた気分です(笑)。
イラストについても、文字をハングルで上書きしてもらって構わないですよ。ごく一部、他のサイトから拝借しているものもありますが、ほとんど自作です。
頑張ってください!
素速いですね!そして、素晴らしい!
「私設原子力情報室」が、一気に国境を越えた気分です(笑)。
イラストについても、文字をハングルで上書きしてもらって構わないですよ。ごく一部、他のサイトから拝借しているものもありますが、ほとんど自作です。
頑張ってください!
_ morinokumasan ― 2011/10/19 17:52
はじめまして。
低線量でも非常に危険なのだと言うことが、よく分かりました。
食材の汚染は日本全国に広がっているのですよね・・・
私のブログでも紹介させていただいてよろしいでしょうか?
低線量でも非常に危険なのだと言うことが、よく分かりました。
食材の汚染は日本全国に広がっているのですよね・・・
私のブログでも紹介させていただいてよろしいでしょうか?
_ 私設原子力情報室 ― 2011/10/19 23:04
>morinokumasanさん
コメントありがとうございます。また、ブログ拝見しました。お互い頑張りましょう!
「私設原子力情報室」は、リンクフリー、転載自由ですので、どんどん使ってください。引用元として記してもらえれば、それで結構です。
コメントありがとうございます。また、ブログ拝見しました。お互い頑張りましょう!
「私設原子力情報室」は、リンクフリー、転載自由ですので、どんどん使ってください。引用元として記してもらえれば、それで結構です。
_ 塩爺 ― 2011/10/20 09:40
こちらに番組(NHK「あさイチ」の説明がありますね。
http://ceron.jp/url/www.nhk.or.jp/asaichi/2011/10/17/01.html
食事の放射性物質の検査結果のデータがこちらでみれますが、
http://www.nhk.or.jp/asaichi/2011/10/17/images/04.pdf
セシウムが検出されているデータの内訳をみると、たとえばセシウム134が3.66Bq/kg、セシウム137が0Bq/kgとなってます。
この原発事故の放射性物質だと、セシウム134と137はだいたい同量で、134の方が半減期が短い(134が2年くらい?137が30年)から、今はちょっと少なめ、というのはあるかもしれませんが、土壌を調べても、野菜などの検査結果もだいたい134と137が同じくらい検出されています。
134しか出てない、ってこと、どう解釈すればよいのでしょうか?
134も137も物質としては一緒だと思うので、調理の影響でもないでしょうし、検出限界0.25ベクレルだから、誤差で137は限界以下にまるめこまれた、ということも考えづらく、やっぱり134だけが出ているんだと思うのですが。
それほど重要なことではないのかな?
ちょっと疑問に思ったので…
_ 私設原子力情報室 ― 2011/10/20 11:36
>塩爺さん
確かに、セシウム137が出ているのは東京・目黒だけですね。
福島第1からの放出量は、セシウム134が18000兆ベクレル、セシウム137が15000兆ベクレルです(6/6保安院発表)。科学的な性質は、ほとんど一緒と考えられるし、植物や動物への取り込みも、同じように起きるはずなので、ちょっと謎です。
穿った見方をすると、あさイチで使った首都大学東京の分析器は大丈夫?なんてことも思いつきますが、同じサンプルを複数の機関で分析しない限り、なんとも言えません。
現状では、有効な答えが思いつかないので、頭の隅に留めておきます。何か情報を見つけたら、アップしますので、よろしくお願いします。
確かに、セシウム137が出ているのは東京・目黒だけですね。
福島第1からの放出量は、セシウム134が18000兆ベクレル、セシウム137が15000兆ベクレルです(6/6保安院発表)。科学的な性質は、ほとんど一緒と考えられるし、植物や動物への取り込みも、同じように起きるはずなので、ちょっと謎です。
穿った見方をすると、あさイチで使った首都大学東京の分析器は大丈夫?なんてことも思いつきますが、同じサンプルを複数の機関で分析しない限り、なんとも言えません。
現状では、有効な答えが思いつかないので、頭の隅に留めておきます。何か情報を見つけたら、アップしますので、よろしくお願いします。
_ 相澤一行 ― 2011/10/20 21:45
お世話様です。時々拝見させていただいております。セシウム137の蓄積に関してはバンダジェフスキー氏の表が引用されていますが(彼は「良心の囚人」である政治犯にさせられた学者で、苦労の中でかの論文を書いたらしいですね)、反論では無く評価の問題としてhttp://d.hatena.ne.jp/buvery/20110701 に少し記載があります。このへんの評価に関してはどのような感想をお持ちになりますか?このブログは業界では著名な、
恐らく内分泌関係専門で放射線治療も行っている医師のブログのようですが(ツイート見てるとわかりますので)、当該表上のデータに関してバンダジェフスキー氏のご苦労は理解した上で、否定的評価をされています。また、「小児甲状腺がん」に関してはセシウム137の原因をきっぱり否定されてます。このあたりもどのような感想または評価を持たれるでしょうか? 内部被ばくの問題(現実)を語ることは、大変表現方法が難しくまた福島の子供達に(ネットを読めるような年齢のですが)なるべく心を痛めないように育ってもらいたいとの考えから、ブログやtwitterでの表現にはそうとう気を遣わざるを得ず、また科学的知見・科学的視点と個人的な主張との線引きの判断の問題もあり、私のような素人の者では種々の判断に大きな困難があると常々感じています。そんな観点からの質問です。よろしくお願いします。
恐らく内分泌関係専門で放射線治療も行っている医師のブログのようですが(ツイート見てるとわかりますので)、当該表上のデータに関してバンダジェフスキー氏のご苦労は理解した上で、否定的評価をされています。また、「小児甲状腺がん」に関してはセシウム137の原因をきっぱり否定されてます。このあたりもどのような感想または評価を持たれるでしょうか? 内部被ばくの問題(現実)を語ることは、大変表現方法が難しくまた福島の子供達に(ネットを読めるような年齢のですが)なるべく心を痛めないように育ってもらいたいとの考えから、ブログやtwitterでの表現にはそうとう気を遣わざるを得ず、また科学的知見・科学的視点と個人的な主張との線引きの判断の問題もあり、私のような素人の者では種々の判断に大きな困難があると常々感じています。そんな観点からの質問です。よろしくお願いします。
_ みやこたなご ― 2011/10/21 02:02
ありがとうございますm(__)m
私たちのブログです。
http://namegawakko.blog.fc2.com/
10月21日付けの記事に紹介させていただきました。
そして、リンクもさせていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。
私たちのブログです。
http://namegawakko.blog.fc2.com/
10月21日付けの記事に紹介させていただきました。
そして、リンクもさせていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。
_ 私設原子力情報室 ― 2011/10/21 09:33
>みやこたなごさん
ブログ拝見しました。イイですね!
お互い、息切れしないように頑張っていきましょう。何しろ相手は原発。長~い闘いになりますから。
ブログ拝見しました。イイですね!
お互い、息切れしないように頑張っていきましょう。何しろ相手は原発。長~い闘いになりますから。
_ 私設原子力情報室 ― 2011/10/21 10:44
>相澤一行さん
コメントありがとうございます。
さっそくですが、ユーリ・バンダジェフスキー教授の論文
http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/09/non-cancer-illnesses-and-conditions-in.html
https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=explorer&chrome=true&srcid=0Bz1fZmrqFppsZWE3NDhkZTMtNmRjNS00NjVkLWIwZmMtODQ0YWVhN2YyMDlh&hl=en_US&pli=1
に関してです。
ご指摘のグラフに関しては、まだまだサンプル数が少ないので、完全に定量的な裏付けがあるとは言えないでしょう。
しかし、従来言われているように「セシウム137は、体全体に均等に蓄積する」というのが間違いで、「臓器によって偏って蓄積する」「子供では、特に甲状腺への集積が多い」というレベルでは、十分に説得力があると考えています。
従って当ブログでは、「甲状腺ガンを引き起こすのは、ヨウ素131だと言われてきましたが、セシウム137も関係している可能性が高いのです」と記しました。
バンダジェフスキー教授自身は、「セシウムは、甲状腺異常にヨウ素との相乗関係を持って寄与し、自己免疫甲状腺炎や甲状腺ガンの原因となる」と言ってますね。
ご紹介頂いた反論ブログ
http://d.hatena.ne.jp/buvery/20110701
には、「データが散っているから、平均値では語れない」というようなニュアンスがありますが、これでは平均値では何も語れなくなってしまいます。なお、このブログ掲載の再解析のグラフでも、「臓器に寄って偏って蓄積する」ことは明白だと思われます。
あと、体内における実効半減期は、ヨウ素131が7日、セシウム137が70日とされています。このことも無視できないと思います(反論ブログは一切言及せず)。
さらに、心臓疾患に関しては本文に書いた通りです。この件に関しては、3.11以降にベラルーシを訪れた木村真三さんも危惧を表明しています(NHK『内部被曝に迫る ~チェルノブイリからの報告~』)。
今回の福島第1の事故に関連する被ばくに関しては、「一人も放射線障害を起こさせない」というのが、基本だと思います(現場ではすでに急性障害が数名出てしまいましたが)。特に内部被ばくに関しては、まだ分かっていないことがたくさんあります。ただ、「分からないから大丈夫」とは誰も言えません。
空間線量がある程度高いところでは、内部被ばくの危険も高まります。除染を積極的に進めるのはもちろんですが、そのレベルを越えるエリアでは、速やかに住民の避難権・移住権を認めるべきでしょう。
また、食物に対する現在の暫定基準値は、あまりに大雑把で高すぎます。これでは、健康も命も守れません。早急に、新たな基準値を制定し、食品の汚染を徹底して監視すべきだと考えています。
コメントありがとうございます。
さっそくですが、ユーリ・バンダジェフスキー教授の論文
http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/09/non-cancer-illnesses-and-conditions-in.html
https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=explorer&chrome=true&srcid=0Bz1fZmrqFppsZWE3NDhkZTMtNmRjNS00NjVkLWIwZmMtODQ0YWVhN2YyMDlh&hl=en_US&pli=1
に関してです。
ご指摘のグラフに関しては、まだまだサンプル数が少ないので、完全に定量的な裏付けがあるとは言えないでしょう。
しかし、従来言われているように「セシウム137は、体全体に均等に蓄積する」というのが間違いで、「臓器によって偏って蓄積する」「子供では、特に甲状腺への集積が多い」というレベルでは、十分に説得力があると考えています。
従って当ブログでは、「甲状腺ガンを引き起こすのは、ヨウ素131だと言われてきましたが、セシウム137も関係している可能性が高いのです」と記しました。
バンダジェフスキー教授自身は、「セシウムは、甲状腺異常にヨウ素との相乗関係を持って寄与し、自己免疫甲状腺炎や甲状腺ガンの原因となる」と言ってますね。
ご紹介頂いた反論ブログ
http://d.hatena.ne.jp/buvery/20110701
には、「データが散っているから、平均値では語れない」というようなニュアンスがありますが、これでは平均値では何も語れなくなってしまいます。なお、このブログ掲載の再解析のグラフでも、「臓器に寄って偏って蓄積する」ことは明白だと思われます。
あと、体内における実効半減期は、ヨウ素131が7日、セシウム137が70日とされています。このことも無視できないと思います(反論ブログは一切言及せず)。
さらに、心臓疾患に関しては本文に書いた通りです。この件に関しては、3.11以降にベラルーシを訪れた木村真三さんも危惧を表明しています(NHK『内部被曝に迫る ~チェルノブイリからの報告~』)。
今回の福島第1の事故に関連する被ばくに関しては、「一人も放射線障害を起こさせない」というのが、基本だと思います(現場ではすでに急性障害が数名出てしまいましたが)。特に内部被ばくに関しては、まだ分かっていないことがたくさんあります。ただ、「分からないから大丈夫」とは誰も言えません。
空間線量がある程度高いところでは、内部被ばくの危険も高まります。除染を積極的に進めるのはもちろんですが、そのレベルを越えるエリアでは、速やかに住民の避難権・移住権を認めるべきでしょう。
また、食物に対する現在の暫定基準値は、あまりに大雑把で高すぎます。これでは、健康も命も守れません。早急に、新たな基準値を制定し、食品の汚染を徹底して監視すべきだと考えています。
_ うなぎ ― 2011/10/22 11:46
こんにちは。
最近見たニュースで意味が分からない箇所があったので、お時間ありましたら教えてください。
ニュース記事は。
「福島県は20日、東京電力福島第1原発事故を受けた内部被(ひ)曝(ばく)検査で、
双葉町の男児2人の内部被曝線量が生涯で3ミリシーベルトと推定されると発表した。
県は「健康に影響が及ぶ数値ではない」としている。」
です。
分からないのは「生涯で3ミリシーベルト」です。これから先の事が分かるのですか?
それから、たった3ミリシーベルトなのか?今まででさえ1年1ミリシーベルト、ですよね?先日は生涯100mまでOK、と言う記事も見ましたが。
「預託実効線量」が関係あるというブログも見ましたが、サッパリわかりません。
そして本当に健康に影響ないのでしょうか???
最近見たニュースで意味が分からない箇所があったので、お時間ありましたら教えてください。
ニュース記事は。
「福島県は20日、東京電力福島第1原発事故を受けた内部被(ひ)曝(ばく)検査で、
双葉町の男児2人の内部被曝線量が生涯で3ミリシーベルトと推定されると発表した。
県は「健康に影響が及ぶ数値ではない」としている。」
です。
分からないのは「生涯で3ミリシーベルト」です。これから先の事が分かるのですか?
それから、たった3ミリシーベルトなのか?今まででさえ1年1ミリシーベルト、ですよね?先日は生涯100mまでOK、と言う記事も見ましたが。
「預託実効線量」が関係あるというブログも見ましたが、サッパリわかりません。
そして本当に健康に影響ないのでしょうか???
_ 私設原子力情報室 ― 2011/10/22 17:51
>うなぎさん
「双葉町の男児2人の内部被曝線量が生涯で3ミリシーベルトと推定される」は、預託線量(=預託実効線量)のことを言っていると思います。これは、半減期と排泄による線量の減衰を算入して、最終的に死ぬまでにどれだけ内部被ばくするかを算出したものです。「死ぬまで」が平均年齢で計算しているのか、50年とか60年で計算しているのかは不明です。
いずれにしても、預託線量を計算するためには、「体内にある核種の特定」が必要です。核種によって、半減期や排泄に要する時間が違うからです。
そして、「今現在、体内に何ベクレルあるのか」、さらに、「今後、新たに放射性物質をどれだけ取り込むと見込んでいるのか」が分からないと、預託線量は計算できません。
いきなり穿った見方で申し訳ないのですが、今回の計算は、3つ目の条件をゼロで計算している可能性が高いです(未確認ですよ)。もし、ゼロにするなら、その男の子を二人をただちにクリーンな環境に移住させなければなりません。今や、国内では沖縄くらいしかないでしょう。
「生涯3ミリシーベルト」が安全かどうかですが、「ゼロよりは危険で、生涯100ミリよりは大分マシ」としか言いようがありません。安全な放射線はありませんから。
あと、一つ見落としてはいけないのは、預託線量には、「放射性物質が臓器によって偏って集積する」という重要な要素が算入されていないことです。
取り急ぎでした。
「双葉町の男児2人の内部被曝線量が生涯で3ミリシーベルトと推定される」は、預託線量(=預託実効線量)のことを言っていると思います。これは、半減期と排泄による線量の減衰を算入して、最終的に死ぬまでにどれだけ内部被ばくするかを算出したものです。「死ぬまで」が平均年齢で計算しているのか、50年とか60年で計算しているのかは不明です。
いずれにしても、預託線量を計算するためには、「体内にある核種の特定」が必要です。核種によって、半減期や排泄に要する時間が違うからです。
そして、「今現在、体内に何ベクレルあるのか」、さらに、「今後、新たに放射性物質をどれだけ取り込むと見込んでいるのか」が分からないと、預託線量は計算できません。
いきなり穿った見方で申し訳ないのですが、今回の計算は、3つ目の条件をゼロで計算している可能性が高いです(未確認ですよ)。もし、ゼロにするなら、その男の子を二人をただちにクリーンな環境に移住させなければなりません。今や、国内では沖縄くらいしかないでしょう。
「生涯3ミリシーベルト」が安全かどうかですが、「ゼロよりは危険で、生涯100ミリよりは大分マシ」としか言いようがありません。安全な放射線はありませんから。
あと、一つ見落としてはいけないのは、預託線量には、「放射性物質が臓器によって偏って集積する」という重要な要素が算入されていないことです。
取り急ぎでした。
_ うなぎ ― 2011/10/23 19:07
ご回答有難うございました。
放射線の事は本当に難しいです。でも、こちらのブログで だんだん、薄っすら分かって来ました。
政府がやっている事は、ある程度の犠牲は見捨てるという事なんでしょうね。きっと子供や弱い人が犠牲になってしまいます。こうなると自衛しかないので、専門家はこのブログのように「こういう危険がある」というのを一般の人に知らせてほしいものです。
いつもありがとうございます。
放射線の事は本当に難しいです。でも、こちらのブログで だんだん、薄っすら分かって来ました。
政府がやっている事は、ある程度の犠牲は見捨てるという事なんでしょうね。きっと子供や弱い人が犠牲になってしまいます。こうなると自衛しかないので、専門家はこのブログのように「こういう危険がある」というのを一般の人に知らせてほしいものです。
いつもありがとうございます。
_ 通りすがり ― 2011/10/31 09:03
>体内にあるカリウム40の量は、ほぼ4000ベクレルで変わったことがなかったはずです。それが、急に1.35倍に増えるのと同じ。何も起きないと断言する方が変です。
体内では、セシウム137はカリウム40と置き換えられ、セシウム137が1400ベクレル、カリウム40が2600ベクレルという考え方にはならないのでしょうか?
素人の疑問ですが、ご回答いただけると幸いです。
よろしくお願いします。
体内では、セシウム137はカリウム40と置き換えられ、セシウム137が1400ベクレル、カリウム40が2600ベクレルという考え方にはならないのでしょうか?
素人の疑問ですが、ご回答いただけると幸いです。
よろしくお願いします。
_ 私設原子力情報室 ― 2011/10/31 09:55
>通りすがりさん
セシウム137が置き換わる相手はカリウム全体で、選択的にカリウム40とだけ置き換わるわけではありません。人体は、普通のカリウムも、カリウム40も、セシウム137も、見分けることができないからです。
セシウム137に置き換わったカリウムうちの0.0117 %はカリウム40ですが、これは数値的には無視できる範囲です。
http://nucleus.asablo.jp/blog/2011/10/29/6175523
に詳しく書きましたので、ご一読頂ければ幸いです。
セシウム137が置き換わる相手はカリウム全体で、選択的にカリウム40とだけ置き換わるわけではありません。人体は、普通のカリウムも、カリウム40も、セシウム137も、見分けることができないからです。
セシウム137に置き換わったカリウムうちの0.0117 %はカリウム40ですが、これは数値的には無視できる範囲です。
http://nucleus.asablo.jp/blog/2011/10/29/6175523
に詳しく書きましたので、ご一読頂ければ幸いです。
_ ひまわり ― 2011/11/06 22:09
はじめまして。ブログにご紹介させて下さい。よろしくお願い致します。
_ 私設原子力情報室 ― 2011/11/06 23:46
>ひまわりさん
わざわざご連絡頂き恐縮です。当サイトはリンクフリーですので、どんどん活用・引用して下さい。
ひまわりさんの
http://ameblo.jp/222sh555/
も、ちょこっと拝見しました。
結構、貴重なデータを集めてますね。凄い!
自然エネルギー系の具体的なアイデアも、感心しました。
時々、寄らせてもらいます。
わざわざご連絡頂き恐縮です。当サイトはリンクフリーですので、どんどん活用・引用して下さい。
ひまわりさんの
http://ameblo.jp/222sh555/
も、ちょこっと拝見しました。
結構、貴重なデータを集めてますね。凄い!
自然エネルギー系の具体的なアイデアも、感心しました。
時々、寄らせてもらいます。
_ 5年後10年後子どもたちが健やかに育つ会・越谷 ― 2012/01/23 09:58
こんにちは、多分土曜日の全国ネットミーティングでお会いしているのではないかと思うのですが、ちがっていたらすみません。
実は、リンクフリーとあったのでお断りしないで
HPに転載と市との交渉にもこの記事を参考に使わせていただきました。
ご連絡が遅くなりましたことをお詫びいたします。
それから、現在の状況にそぐわないところを割愛しました。
ご容赦ください。
今後ともどうかよろしくお願いいたします。
実は、リンクフリーとあったのでお断りしないで
HPに転載と市との交渉にもこの記事を参考に使わせていただきました。
ご連絡が遅くなりましたことをお詫びいたします。
それから、現在の状況にそぐわないところを割愛しました。
ご容赦ください。
今後ともどうかよろしくお願いいたします。
_ 私設原子力情報室 ― 2012/01/23 21:18
>5年後10年後子どもたちが健やかに育つ会・越谷さん
コメントありがとうございます。
残念ながら、「土曜日の全国ネットミーティング」には、参加できませんでした。
転載やリンク等、悪用でない限り完全フリーです。使えそうだったら、ドシドシご活用ください。
取り急ぎです。
コメントありがとうございます。
残念ながら、「土曜日の全国ネットミーティング」には、参加できませんでした。
転載やリンク等、悪用でない限り完全フリーです。使えそうだったら、ドシドシご活用ください。
取り急ぎです。
_ *のん* ― 2012/01/26 03:59
すみません
グラフの文字や数字がつぶれちゃってて見えないです見れるようにお願いできないでしょうか…
グラフの文字や数字がつぶれちゃってて見えないです見れるようにお願いできないでしょうか…
_ 私設原子力情報室 ― 2012/01/26 22:11
>*のん*さん
図表をクリックして頂ければ、拡大されます。
よろしくお願いします。
図表をクリックして頂ければ、拡大されます。
よろしくお願いします。
_ siodgp ― 2012/10/24 15:30
http://twitter.com/#!/cmk2wl/status/260516411208769536
プルトニウムは4000万分の1グラムでアウト。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD#.E6.AF.94.E6.94.BE.E5.B0.84.E8.83.BD.E3.81.AE.E4.B8.80.E8.A6.A7
ところが、プルトニウム239はは1グラムで23億ベクレル。
23億割る4000万=57.5
たったの57.5ベクレルのプルトニウムを吸い込んだだけでアウト。少しぐらいなら大丈夫だと思っていた?たったの57.5ベクレルだけでアウトですよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%8A%E6%B8%9B%E6%9C%9F#.E3.81.84.E3.82.8D.E3.81.84.E3.82.8D.E3.81.AA.E7.89.A9.E8.B3.AA.E3.81.AE.E5.8D.8A.E6.B8.9B.E6.9C.9F.E3.81.AE.E4.B8.80.E8.A6.A7
プルトニウムは毎日摂取すれば10万倍に濃縮します。プルトニウムは一旦取り込んだら9割排出されるのに660年もかかる!プルトニウムは物理的に10分の1になるのに8万年もかかる!プルトニウム汚染はこれだけ膨大な期間に及びます。
プルトニウムは4000万分の1グラムでアウト。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD#.E6.AF.94.E6.94.BE.E5.B0.84.E8.83.BD.E3.81.AE.E4.B8.80.E8.A6.A7
ところが、プルトニウム239はは1グラムで23億ベクレル。
23億割る4000万=57.5
たったの57.5ベクレルのプルトニウムを吸い込んだだけでアウト。少しぐらいなら大丈夫だと思っていた?たったの57.5ベクレルだけでアウトですよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%8A%E6%B8%9B%E6%9C%9F#.E3.81.84.E3.82.8D.E3.81.84.E3.82.8D.E3.81.AA.E7.89.A9.E8.B3.AA.E3.81.AE.E5.8D.8A.E6.B8.9B.E6.9C.9F.E3.81.AE.E4.B8.80.E8.A6.A7
プルトニウムは毎日摂取すれば10万倍に濃縮します。プルトニウムは一旦取り込んだら9割排出されるのに660年もかかる!プルトニウムは物理的に10分の1になるのに8万年もかかる!プルトニウム汚染はこれだけ膨大な期間に及びます。
_ yoshida koji ― 2013/08/23 22:59
低線量被ばくの恐怖をもっと世間にお知らせ願います。私の自宅は居住制限区域で、近い将来帰れということです。除染とは名ばかりの、草刈りして見た目(写真撮影で除染した見れれば良い)が作業したことがわかれば良い程度。線量計測データは非公開。内部被ばくと外部被ばくに分類できないのに、別物と扱われ、内部被ばくは自己責任、外部被ばくの勤務時間だけが当局の責任、で、外部被ばくだけの評価が、賠償責任範囲。皆さん納得できますか?そこに帰還せよ云いながら、そこに帰還したら、そこに住む者の自己責任であり、低線量被ばくによる被害は証明できない《しないための調査だけしかしてないから証明しない。》ので、保障や健康診断治療は自己責任です。これが、今の福島県や放射線被ばくを受けた人への基本方針指針。
_ yoshida koji ― 2013/08/23 23:19
もっと低線量被ばくの怖さを世間に広めてください。
国の安全基準の根拠は、どこにあるのでしょうか?
これまで、この研究は、ほとんど無かったはずなのに、なぜか、安全基準が次から次と改正され、なぜ全て安全だと言えるのでしょうか?不思議です????
癌との因果関係は、無いと、言い切る医療関係者に方に聞きたい、その根拠と、癌発症リスクを持った者の葛藤は一生続き、発症した時は、全て自己責任?
低線量は安全なら、医療放射線治療領域に従事する人の重装備対策は必要ないのでは?教えてください。これまでの対策した装備の理由を!
国の安全基準の根拠は、どこにあるのでしょうか?
これまで、この研究は、ほとんど無かったはずなのに、なぜか、安全基準が次から次と改正され、なぜ全て安全だと言えるのでしょうか?不思議です????
癌との因果関係は、無いと、言い切る医療関係者に方に聞きたい、その根拠と、癌発症リスクを持った者の葛藤は一生続き、発症した時は、全て自己責任?
低線量は安全なら、医療放射線治療領域に従事する人の重装備対策は必要ないのでは?教えてください。これまでの対策した装備の理由を!
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_ Hirodon's Blog - 2011/10/20 15:42
前々回の記事で紹介したブログ<私設原子力情報室>に【低線量内部被ばく/「毎日少しずつ」の恐怖 】という記事が載っている。
これによると、一日の放射線量が暫定基準値以下だとしても、毎日摂取し続ければ、一度に多くを取り込むより、長い時間で見ればははるかに大きな被ばくになるという。今現在も私たちは毎日、放射性物質を含む空気を吸い、暫定基準値内とはいえ汚染のある食品を食べて暮らしている。空間線量だって、事故直後よりは相当減ってはいるが、ここ4〜5ヶ月はだらだらと変わらない値を続けている。そうか、福島第一はまだ放射能の毒を出し続けているんだった!だから線量は横ばいなんだ。つまり蓄積量は増え続...
これによると、一日の放射線量が暫定基準値以下だとしても、毎日摂取し続ければ、一度に多くを取り込むより、長い時間で見ればははるかに大きな被ばくになるという。今現在も私たちは毎日、放射性物質を含む空気を吸い、暫定基準値内とはいえ汚染のある食品を食べて暮らしている。空間線量だって、事故直後よりは相当減ってはいるが、ここ4〜5ヶ月はだらだらと変わらない値を続けている。そうか、福島第一はまだ放射能の毒を出し続けているんだった!だから線量は横ばいなんだ。つまり蓄積量は増え続...
ところで
>とにかく、今言えることは、500ベクレル/kgという暫定基準値をすぐさま撤回して、もっときめ細かく、そして厳しい基準値を定めることです。
確かに全く同感ですが、このテーマを3月以降9回だったでしょうか、検討してきた食品安全委員会では次のような結論を出し、依頼元の厚労省に提出しょうとしています。
「食品中に含まれる放射性物質の食品健康影響評価(案)」の概要[PDF]
http://www.fsc.go.jp/sonota/emerg/radio_hyoka_ann_gaiyo.pdf
これを見た限り、現行の暫定基準値のような主要食品ごとのベクレル数ではなく、生涯で100mSvを越えないと言った、私にはあまりにも曖昧模糊な結論にしか見えないのです。
現在の暫定基準値ですら混乱状態にあるのに、更に拍車が掛らないか心配です。
長々と書かせて頂きましたが、この食品委員会の結論を如何お考えでしょうか! 参考までに教えて頂けますと助かります!