急性白血病で福島第1原発作業員が死亡2011/08/31 23:43

急性白血病 福島第1原発作業員が死亡」という衝撃的なニュースが飛び込んできたのは、昨8月30日。1日経っても、詳しい情報、新たな情報がまった出てこず、謎だらけです。
とりあえず思いつく疑問だけを列挙しても、
●発表されている被ばく線量は正しいのか?
●正常とされた白血球数はいつ計ったのか?
●白血病発症から数週間で死ぬことがあるのか?
●遺骨に放射性物質の沈着は認められなかったのか?
●過去に原発で働いていなかったのか?
などあります。

本来なら東電と国は、他の作業員の安全を考えて、徹底的に調べるべきでしょう。
しかし、「医師の診断によると作業と死亡の因果関係はない」(松本純一原子力・立地本部長代理)という、氷よりも冷たい一言があったのみです。
亡くなった方のご冥福を祈るとともに、真実の究明を徹底的に進めることを各方面に訴えたいです。

コメント

_ うなぎ ― 2011/09/01 14:56

このニュースがさらっと流され、何の追求も無いのが怖いです。内部被ばくはゼロと言っていましたが、正確に測れるのですか???
この先、一般人もこのように扱われるような気がします。

_ 私設原子力情報室 ― 2011/09/01 19:57

>うなぎさん
当ブログも、まったく同じ危惧をしています。
原発関係、原発周辺から、日常では想定できない病気や死がでたら、何はともあれ東電には、徹底してその原因を究明する義務と責任があります。
いや、東電に求めても無理ですか?
こういったことを扱う第三者機関が必要?その設立準備に数ヶ月… 判断に数ヶ月… 国も東電も、人の命が肩の上にずっしりと乗っていることを、未だに感じとっていないようです。

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